インテルRAID

はじめに

本付録はRAID機能を設定し、システム高速化の手助けをします。

イインテル® RAIDコントローラはRAIDレベル0(ストライピング)、RAIDレベル1(ミラ ーリング)、RAIDレベル5(ブロック単位でのパリティ分散)、RAIDレベル10(ストライ プミラー)、インテル® ラピッド・ストレージ・テクノロジーを提供します。

RAID 0は複数台のハードディスクにデータを振り分け、分散してそれぞれに書き込み ます。独立したチャンネルに負荷を分散することで大幅にI/Oパフォーマンスが向上 します。

RAID 1はハードドライブ間でデータを二重化することによりデータの冗長性を確保 し、データ読み込み時のパフォーマンスを強化します。

RAID 5は複数台のハードドライブにデータとパリティ情報を分散して記録させるこ

とで、良好な読み出し性能と優れた耐障害性を持ちます。RAID 5はいくつかある RAIDの中で最も一般的に使われるものの一つです。

RAID 10はオリジナルのRAIDレベルではありませんが、ミラーリングされたドライブ を複数用意し、それらをストライピングすることでRAID 0の高速性とRAID 1の耐障 害性を併せ持つ方式です。

注意

RAID 0とRAID 1、インテル® ラピッド・ストレージ・テクノロジーを使用するには最 低2台、RAID 10には最低4台、RAID 5には最低3台のハードドライブが必要です。

本付録に記載の画面写真、項目名はご利用のシステム構成、ファームウェアバージョ ンの違いにより異なる場合があります。

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