付録

用語

OSD (オンスク リーン デ ィ スプレ イ)

オンスク リーン デ ィ スプレ イ (OSD) では、 画面上の設定を行って、 必要に応じ て画質を最適化 する こ とができます。 画面に表示される メ ニューを使用し て、 画面の明る さや色合い、 サイズな どのさ まざまな設定を変更できます。

粗調整

粗調整では、 1 秒間あた りの電波振動の周波数の調整を行います。 この周波数が高い場合、 大量 のデータ を送信でき、 反映も容易にな り ます。 一方、 周波数が低い場合は、 障害を簡単に回避で き到達距離も長 く な り ますが、 送信できるデータ量は少な く な り ます。 粗調整メ ニューでは、 最 適な画質と なるよ う に周波数を手動で調整する こ とができます。 標準信号モー ド表 (104 ページ) を参照し て製品性能に応じ た粗調整を行う こ と で、 よ り良い画質をお楽しみいただけます。

ガンマ

ガンマ メ ニューでは、 画面の中間調を示すグレースケールを調整し ます。 明る さ を調整する と画 面全体が明る く な り ますが、 ガンマを調整し た場合は中間の明る さの部分だけが明る く な り ま す。

グレースケール

スケールとは色の強度のこ と で、 画面上の暗い部分から明るい部分への色の変化を表し ます。 画 面の明る さの変更は白と黒の変化で表現されますが、 グレースケールは白と黒の中間色を指すた め、 ガンマ調整でグレースケールを変更する と、 画面上の中間の明る さの部分が変化し ます。

走査速度

走査速度は 「リ フ レ ッ シュ レー ト 」 と も呼ばれ、 画面の書き換え (リ フ レ ッ シュ ) 頻度を表し ま す。 画像のリ フ レ ッ シュ時には画面データが送信されます。 ただ し、 これを肉眼で確認する こ と はできません。 この画面を書き換える回数を走査速度と呼び、 Hz 単位で表し ます。 たと えば走 査速度が 60Hz の場合は、 1 秒間に 60 回画面の書き換えが行われます。 画面の走査速度は、 ご使 用の PC およびモニ ターのグラ フ ィ ッ ク カー ドの性能によ って異な り ます。

水平周波数

モニ ター画面に表示される文字や画像は、 多数のド ッ ト (ピ クセル) で構成されています。 ピ クセ ルは水平方向の線 (ラ イ ン) になるよ う送信され、 これらのラ イ ンが垂直に配列されて画像が形成 されます。 水平周波数は kHz 単位で測定され、 1 秒間に水平方向のラ イ ンがモニ ター画面に送信 され描画される回数を表し ます。 た と えば水平周波数が 85 の場合は、 画像を作り出す水平方向 のラ イ ンが 1 秒間に 85,000 回送信されます。 このと き、 水平周波数は 85kHz と表されます。

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