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6-2. フロー制御
1)フロー制御なしこのモードの設定ではデータ転送が高速の場合に
データが喪失する恐れがあります。 2)RTS/CTS の 2 線ハードウェアフロー制御
CTS の信号がハイであればデバイスはデータを送信し、受信できない状 態では RTS の信号をローにします。
3)DTR/DSR の 2 線ハードウェアフロー制御
DSR の信号がハイであればデバイスはデータを送信し、受信ができない 状態では DTR の信号をローにします。
4)XON/XOFF のソフトウェアフロー制御
XON/XOFF と呼ばれる特殊なキャラクタデータを使ってフロー制御を行い ます。XON/XOFF に使用するキャラクタデータはアプリケーションより設 定変更することが可能です。
WindowsOS 自体の機構上、リアルタイムで USB60F のドライバからアプリ ケーションにデータを転送できない場合があります。例えば、マウスでアプ リケーションのタスクバーを掴んで高速移動を行った状態で、115.2kbps の スピードで RS232C からデータ転送を行うと受信データの喪失が発生します。 ハードウェアフロー制御もしくはソフトウェアフロー制御を有効にすること を強く推奨します。
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