ヘッドを調整/交換する

ヘッドの張り具合を調整する

調整するときは、付属のチューニング・キーをお使いください。

※ ヘッドの張りがゆるんだ状態でヘッドを叩くと、センサーやヘッドを破損す ることがあります。また、うまく調整ができていない状態でご使用になりま すと、以下の症状がでます。

演奏時に音が出ないことがある(音量にムラがある)。

音が小さい(感度が低い)。

fig.01-03

打感触を確かめながら、チューニング・ボルトを 8 ケ所すべて、チューニン グ・キーで適切な張り具合に調整してください。チューニング・ボルトは、 必ず上の図の番号順にしめてください。

ヘッドを交換する

ヘッドは、使っている年月とともに性能が劣化する消耗部品です。ヘッド面 が破れたり、ヘッドの張り具合を正しく調整しても、ヘッド面にたるみが残 るような場合は、ヘッドを交換してください。

交換用ヘッド(別売)

MH-8メッシュ・ヘッド

ヘッド交換の手順

交換するときには、付属のチューニング・キーをお使いください。

1.すべてのチューニング・ボルトとワッシャーを取り外します。 それぞれ順に少しずつ反時計方向に回してゆるめてください。

2.フープを取り外します。

3.古いヘッドを取り外します。

4.新しいヘッドをフレームの上にのせます。

5.ヘッドの上にフープをのせます。

6.チューニング・ボルトにワッシャーを通し、フープ、フレームに取り付けます。

7.チューニング・ボルトを8ケ所すべて、フープに軽くあたるまでしめ付けます。

8.次にヘッドの張り具合を調整します。「ヘッ ドの張り具合を調整する」をご 覧ください。

張り具合は、アコースティッ ク・ドラムの打感触とほぼ同 じくらいが適切です。

1ケ所のチューニング・ボ ルトを一度に強くしめない でください。ヘッドを均一 に張ることができないため、 誤動作の原因となります。

パッドを長く使っている と、ヘッドの張り具合が変 わってくることがありま す。必要に応じて調整しな おしてください。

V-PRACTICE PADRP-

2)のヘッドの張り具合の 調整は、打感触の調整を行 うもので、アコースティッ ク・ドラムのように、音の 高さ(ピッチ)を調整する ものではありません。

取り外したチューニング・ ボルトやワッシャーをなく さないようご注意ください。

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Roland RP-2 manual ヘッドを調整/交換する, ヘッドの張り具合を調整する