5.3.2AI NET2
Marvell® Virtual Cable TesterTM (VCT) はケーブル診断ユーティリティで、TDRテクノロ ジを使用して、LANケーブル障害とショートを報告します。VCTは、外れていたり、ショ ートしているケーブル、インピーダンス不一致、ペア交換、ペア極性問題、ペアスキュー 問題を1メートルの精度で最大64 nsまで検出し報告します。
VCT機能は、きわめて管理が簡単で制御されたネットワークシステムを通じて、ネットワ ーキングとサポートコストを抑えています。このユーティリティはネットワークシステムソ フトウェアに組み込まれ、開発診断だけでなく理想的なフィールドサポートも実現してい ます。
Virtual Cable Tester™ を使う
手順
1.スタート → すべてのプログラム → Marvell → Virtual Cable Tester の順にクリ ックして、Windows® デスクトップから VCT を起動します。
2.メニューの「Virtual Cable Tester」をクリックして、下の画面を表示させます。
3.「Run」ボタンをクリックして、ケーブルテストを実行します。
•VCTは、Windows® XP もしくは Windows® 2000 OSでのみ実行可能です。
•VCT は、Gigabit LAN ポートに接続したイーサネットケーブルのみテストします。
・LAN ケーブルに問題が検出されない場合は、Virtual Cable Tester™メインウィ ンドの「Run」ボタンは、無効です。
・OSに入る前に、システムでLANケーブルの状態をチェックしたい場合は、BIOSの
「Post Check LAN Cable」の項目を[Enabled]にします。
Chapter 5: ソフトウェア |