Reference
ディスクの取り扱いについて
結露現象について
冬、暖房のきいた部屋の窓ガラスに水滴がつき、くもってしまう現象、これが結露現象です。メディアセンターも冷え きった状態のまま暖かい部屋に持ち込んだり、急に室温を上げたりすると、光学系のレンズ(ピックアップのレンズ部分)に 露が生じ(結露)、レーザーによるディスクからの信号読み取りができず、メディアセンターが動作しないことがあります。
このような現象が生じた場合は、周囲の状況にもよりますが、電源を入れ1時間程放置すると結露が取り除かれメディア センターは正常に動作するようになります。
ディスクの取り扱いについて
ディスクの表面にキズをつけないよう大切に扱ってください。
ディスクのセットは、必ずレーベル面を上にして、セットしてください。
図28
ディスクの取り扱い
ディスクをケースから取り出 | ディスクを持つ場合には、演奏 |
すときは、必ずケースの中心 | 面(ラベルの印刷していない |
を一度押して、ディスクの外 | 面)に触れないように、両端を |
周部分を手ではさむように持 | はさんで持つか、中央の穴と |
って取り出してください。 | 端をはさんで持ってください。 |
・レーベル面に紙などを貼ったり、ボールペンなどで文字を書かないでください。
・再生が終わったディスクは、必ずケースに入れて保管してください。そのままディスクを放置するとそりやキズの原
因となります。
・ディスクにセロハンテープやレンタルディスクのシールなどをはがしたあとがあるもの、またシールなどから糊が はみ出ているものは使用しないでください。そのままメディアセンターにかけると、ディスクが取り出せなくなった り、故障の原因となることがあります。
・ディスクは、2枚以上重ねて置いたり、ディスク以外のものをトレ-の上に置かないでください。故障の原因になり
ます。
・市販のディスクスタビライザーは、絶対に使用しないでください。再生できなくなったり、故障の原因となることが
あります。
・ハート型や八角形など特殊形状のディスクは、機器の故障の原因と なりますので使用しないでください。
ディスクの表面はいつもきれいに
ディスクの表面を拭くときは必ずディスク専用のクリーナーを使用 して右の図のように拭いてください。
※ディスクは、プラスチック製です。従来のアナログディスク用のクリーナーや帯電防 止剤、ベンジン、シンナーなどの揮発性の薬品を使用すると、ディスクの表面に悪い 影響を与えますので絶対に使用しないでください。
ディスク保管上の注意
ディスクはケースに入れて正しく保管しましょう。ディスクを大切にするため次のような場所に置くことはさけてく ださい。
●直射日光の当たる場所。
●暖房器具の近くや空調の吹き出し口などの高温になる場所。または高温になる物の上。 ●車の中などの高温になる場所。
●投光照明機などの発熱物の近くの場所。 ●極端に寒い場所。 ●湿気や水分のある場所、プール、浴室などの湿気の多い場所。 ●屋外や直接水のかかるところ。
注意:ひび割れ、変形、または接着剤などで補修したディスクは、使用しないでください。ディスクは機器内で高速回転し ますので、飛び散って、けがや故障の原因となることがあります。
39