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・VLAN 上では IP 以外のプロトコルを使用しないでください。
富士通通信制御サービスで、LLC、LNDFC プロトコルをインストールすると、VLAN
とこれらのプロトコルは、無条件にバインド(接続)されてしまいます。したがって、
IP以外 のプロトコルが、VLANと同時にイン ストールされたシステムでは、VLAN とそ
れらのプロトコルのバインドを解除してください。
・1つの LANポ ートに設定可能な VLAN の個数は最大 10 個です。
・Windowsで NetBIOS over TCP/IP が有効な VL AN は、システム全体で最大 4本にしてく
ださい。
6.2 VLAN の作成
VLANを作成する場合は、次の 手順で行います。
1管理者権限でログオンします。
2LAN カードを接続するスイッチ(BX600 サーバブレードでは、シャーシ
に内蔵するスイッチブレード)のポートを、VLAN のタグフレームを送受
信できるように設定します。
3「スタート」ボタン→「設定」→「コントロールパネル」→「有線用イン
テル® PROSet」の順にクリックし、Intel® PROSet を起動します。
4VLAN を設定する LAN アダプタを選択し、右クリックします。
チームを構成しているアダプタに、VLAN を設定することはできません。
5「VLAN の追加」をクリックします。
6「ID」 と「名前」を設定して、[OK]をクリックします。
「ID」は、スイッチ側の設定値と一致している必要があります。設定可能な範囲は、
1~4094です。
「名前」は、スイッチ側の設定と一致している必要はありません。
確認メッセージが表示された場合は、「はい」を選択してください。
7設定する VLAN ごとに、手順 4~6を繰り返します。
8[OK]をクリックし、Intel® PROSet を終了します。
VLAN の設定が完了すると、仮想アダプタ「Intel(R) Advanced Network Services
Virtual Adapter」が表示されます。
上位プロトコルは、本仮想アダプタにバインドされます。
チームを編成する LAN カー���には、バインドできません。
IP アドレスは本仮想アダプタに設定します。
9システムを再起動します。