5 チーム化 AFT/ALB/SFT/静的リンク)  23
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チーム化AFT/ALB/SFT/ 静的リンク)
この章では、チーム化(AFT/ALB/SFT/静的リンク)について説明しています。
5.1 チーム化

AFT/ALB/SFT/ 静的リンク)について

AFT/ALB
AFT(アダプタ フォルト トレランス)とは、LANポートを複数使用して、サー バとス
イッチ(ハブ)間の経路を二重化する技術です。使用中の経路(Primary link)で、スイッ
チのポート、ケーブル、LANカードに異常が発生した場合*
、自動的にもう一方の経路
Secondary link)に処理を切り替え、通信を中断することなく続行します。
ALB(アダプティブ ロード バランシング)とは、AFT の二重化機能に加え、PRIMERGY
からの送信データを、2枚のLAN ポートに振り分け送受 信性能を向上させる技術です(受
信は、「詳細設定」の「受信ロードバランシング」を「無効」にすると Primery Linkだけで
行われます)
AFTおよび ALB の場合も、チーム内のポートはすべて同一スイッチ に接続されている必
要があります。また、スイッチのスパニングツリー機能は、非活性状態である必要があり
ます。
AFT/ALBの構成
SFT
SFT(スイッチ フォルト トレランス)とは、LANポートが 別々のスイッチに接続された
構成での二重化機能です。スイッチは、二重化された構成で使用できます。LAN ポート
と、そのポートが接続されているスイッチとの間に異常*が発生したとき、使用する経
路を切り替えます。しかし、スイッチとスイッチの間(次の図←、↓、→)のエラーは検
出できません。
SFTの構成
PRIMERGY
PG-1892
PG-1892
Primary link
Secondary link
PRIMERGY
PG-1892
PG-1892
Primary link
Secondary link