M-Audio 34/36 manual Quick Start Guide, デジタル機器を接続する

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デジタル機器を接続する

デジタル機器を接続する

このセクションでは、相互に接続したデジタル機器をシンク(同期)させることの重要性に ついて解説します。デジタル機器をシンクさせる方法は幾つかあります。このセクションで は、デジタル・シンクのコンセプトについての理解を容易にするシナリオを幾つか取り上げ

ます。詳細は、同梱のFireWire Series CD-ROMに収録されたProFire Lightbridgeユー

ザーガイドを参照して下さい。

ProFire Lightbridgeには、ADATオプティカル入力端子4系統とS/PDIF入力端子1系統が

装備されそれらの全てを同時に使用することができます。しかしながら、複数の入力端子を 使用するには全てのデジタル・オーディオ機器のタイミングのグリッチを回避するために相 互にシンクしている必要があります。このタイミングのグリッチは、クリック、ポップ、ホ ワイトノイズのバースト等を含む様々なオーディオの問題の原因になります。

デジタル接続する場合の最も重要なルールは、1つの機器が同期信号(ワードクロックと呼 ばれます)を生成するよう設定し、その信号に他の全ての機器がロックする必要がありま す。同期信号を生成する機器は、一般的にワードクロックのマスターと呼ばれその他の機器 はスレーブとなります。全てのスレーブ機器は、ワードクロックのマスターが生成するワー ドクロック信号を受信し、その信号を使用して全てのオーディオ・ストリームをシンクさせ るよう設定する必要があります。

1デジタル機器2台、単一方向接続

この例では、Device 1がワードクロックのマスターを生成しオプティカル・ケーブルを経 由してProFire Lightbridge1つ目のADATオプティカル入力端子へ送信します。これに よりProFire Lightbridgeは、ワードクロックのマスターのスレーブになります。Device 1からのデジタル・オーディオ・ストリームとProFire Lightbridgeからのデジタル・オー ディオ・ストリームはシンクした状態です。

4 Quick Start Guide

2デジタル機器3台、単一方向接続

この設定は、前例と同様の様ですが1つの違いがあります。ProFire Lightbridgeは、受信 した同期信号をDevice 2ADAT出力端子へ送り、Device 2も入力シグナルに従いシン クするスレーブとして設定されます。これは、3つの機器全てが同じクロックで動作してい る状態です。スレーブ機器は、入力されたワードクロックに従いシンクする様に設定されて いれば、更に追加でProFire LightbridgeインターフェイスのADATオプティカル出力端子 34S/PDIF出力端子に接続することができ全ての相互接続された機器はシンクしてい る状態です。

3デジタル機器3台以上、双方向接続

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