HR64 MK
HR624 MK2
リアパネルの詳細

2. INPUT SENSITIVITY

INPUT
SENSITIVITY
10dB
NORMALOFF
ACOUSTIC
SPACE
LOW
FREQ FILTER
POWER
MODE
0
(NORMAL) AUTO
ON
2dB +2dB
STANDBY
ON
HIGH
FREQ FILTER
HALF
WHOLE (NORMAL)
QUARTER
80Hz
LOW CUT
49Hz
(NORMAL)
B
A C
THX = NORMAL
HR624 MK2 は、入力コネクタにおいてラインレベルの
信号を受信すると想定しています。
リファレンスのセンシティビティー(感度)は、
INPUT
SENSITIVITY
つまみが
NORMAL
の位置(フルオープン)
にセットされた状態で、–7. 5 dBu = 100 dB SPL@ 1 mとなっ
ています。
HR624 MK2は、
INPUT SENSITIVITY
NORMAL
のポジ
ションにある場合、+4 dBuのシグナルで動作するように
設計されています。
レベルの調整方法については、4ページ「クイックスター
ト」の章をご覧ください。

3. ACOUSTIC SPACE

INPUT
SENSITIVITY
10dB
NORMALOFF
ACOUSTIC
SPACE
LOW
FREQ FILTER
POWER
MODE
0
(NORMAL) AUTO
ON
2dB +2dB
STANDBY
ON
HIGH
FREQ FILTER
HALF
WHOLE (NORMAL)
QUARTER
80Hz
LOW CUT
49Hz
(NORMAL)
B
A C
THX = WHOLE (NORMAL)
この3段スイッチはモニターの低域レスポンスを調整す
るものです。設置状況による影響を補正することを目的と
しています。リアパネルの概略図は5ページに掲載してい
ます。
HR624 MK2モニターが壁面に近接して設置されてい
る場合(すなわち1/2スペース=
HALF
ACOUSTIC
SPACE
スイッチはBのポジションにセットしてくださ
い。シェルビングフィルターが起動して低域を2 dB
らし、1/2スペース設置による影響を補正します。
モニターが部屋の隅に設置されている場合 (すなわち1/4
スペース=
QUARTER
、低域の出力は1/2 スペースの場
合のほぼ2倍になります。
ACOUSTIC SPACE
スイッチを
A
のポジションにセットすると、低域出力が4 dB 減少し、
1/4スペース設置による影響を補正します。
HR624 MK2が壁面や隅から離され、周囲に何も無い
状態で設置されている場合(全スペース=
WHOLE
ACOUSTIC SPACE
スイッチは
C
のポジション
NORMAL
にセットしてください。
モニターするシグナルの接続は後面パネルで行います。
また、ここでは、設置環境に合わせてスピーカーの周波数
特性の調整を行うこともできます。
THXでの使用の場合、リアパネルのス
イッチとコントロ ールは、この章の各
図に記されたTHX ポジションに設定し
てください。

1. SIGNAL INPUTS

信号入力端子に接続されたコネクタは筐体の後面から水
平方向に出るのではなく、下の方に向かって出る形になり
ます。この「フラッシュマウント」接続方式のおかげで、
必要な場合にはモニターを壁面の直前に設置することが可
能です。
利便性のため、XLRメス、TRS メス(バランス)、そし
RCAメス(アンバランス)、以上 3つのインプットコ
ネクタが用意されています
ジャックには、複数のソースを同時に接続しないでくだ
さい(どれか一つだけに接続してください)
アンバランス TS(チップスリーブ)ケーブルにもTRS
ジャックで対応できます。ケーブルの端がTS プラグ(ギ
ター用ケーブルのプラグの形状)となっていることを確
認してください。TRSプラグ(ヘッドフォンコードなど
のプラグの形状)となっている場合には、リングがスリー
ブに接続され、プラグが完全にジャックに挿入されるこ
とを確認してください。
XLRTRS の各入力コネクタは、バランス、アンバラ
ンス両方の信号に対応しています。コネクタは以下のよ
うに配線されています(AES/IEC規格に準拠)
XLR TRS RCA
ホット(+) ピン 2 チップ チップ
コールド(−) ピン 3 リング  —
シールド(グラウンド) ピン 1 シールド シールド
プリアンプ出力の無 いホームレシーバーで も、スピー
カーレベル / ラインレベル信号変換アッテネーターを使
えば、HR624 MK2をモニターとして使用することが可
能です(詳しい説明は13ページをご覧ください)