注 記
・CPU 信号接点はニコン AF(オートフォーカス)カメラボディとの電気伝達を行うため
のものです。汚れたり、キズがついたりしますと、オートフォーカス作動不良の原因と なります。特にカメラボディ着脱の際にはご注意ください。
・下記のアクセサリーは、このレンズに直接取り付けないでください。取り付けますと
CPU 信号接点を破損します。
DC リングの使用方法
被写隊に対して後方のボケ味を強調する場合は、
‥DC リングロック解除ボタンを押しながら、R(リア)側に DC リングを回転させます。 被写体に対して前方のボケ味を強調する場合は、
‥DC リングロック解除ボタンを押しながら F(フロント)側に DC リングを回転させます。 被写体をシャープに保ったまま最大にボケ味をきれいにするには、DC リングの絞り値をレ ンズの絞り値と同じにセットします。
また、DC リングを絞り値の数値より大きな数値にセットすることによりソフトフォーカス 的な使い方もできます。(4ページの作例写真を参照ください。)
(この場合は、オートフォーカスは使わずに、ファインダーのマット面でピントを合わせ てください。)
●DC リングのセットはピント合わせの前に行ってください。
ピントを合わせた後、DC リングをセット(回転)させますとピントがズレてしまいます。 ズレた場合は再度ピント合わせを行ってください。(フォーカスロック中に行った場合も ピントはズレますのでご注意ください。)
●このレンズは、DC リングの目盛を標準(F側の2とR側の2の中央)に合わせた場合に最大 の解像力を発揮します。また、DC リングを回転させることにより距離目盛とピントの 位置にズレが生じますのでご注意ください。DC 機能使用時は、距離リングが無限遠目 盛(∞)の位置を越えて回転するようになっています。なお、最短撮影距離は DC リングの 設定によっては1.1mより大きくなる場合があります。
●DC(ボケ味のコントロール)の効果は被写体の条件(被写体と背景や前景の距離との組
み合わせ等)によって異ります。 ●ファインダー内ではDCの効果を確認することが困難なため、試し取りを行ってからご
自分の好みでご使用ください。
ピント合わせ
ニコンAF(オートフォーカス)カメラとの組み合わせでオートフォーカス撮影を行う場合
マニュアルでピント合わせを行う場合は
ファインダースクリーンとの組み合わせ
ニコンF6,F5,F4、F3シリーズカメラボディには多種類のファインダースクリー ンがあります。レンズのタイプや撮影条件に合わせてご使用ください。このレ ンズに適したファインダースクリーンは表のとおりです。(なお、ご使用に際し ては必ず各カメラボディの使用説明書を併せてご参照ください)。
■構図の決定やピンと合わせの目的には
| スクリーン | A/L B C D E G1 G2 G3 G4 H1 H2 H3 H4 J K/P M R U F T |
カメラ |
F6 |
|
|
|
|
|
| (+0.5) |
| |
|
|
|
| |
(+0.5) | (+0.5) | (+1.0) | (+0.5) | |
|
| |
| |
| |
F3 |
|
◎:最適です。
○:視野の一部が多少見にくくなりますが使用できます。 △:スプリットの合致像は見えますが、ピント合わせは制度上適しません。 ():中央部重点測光時の補正値です。
F6カメラの場合、測光値の補正は、カメラのカスタムメニュー「b6:スクリーン補正」を「BorE 以外」にセットして行ないます。B型およびE型以外を使用する場合は、補正量が0でも、「BorE外」 にセットしてください。 F5カメラの場合は、カスタムセッティングNo.18の設定で測光値の補正 を行ないます。F4シリーズカメラの場合は、ファインダースクリーン露出補正ダイヤルを回して補 正を行います。
詳しくはカメラの使用説明書をご覧ください。
空欄:使用不適当です。
ただし、Mスクリーンの場合、撮影倍率 1/1 倍以上の近接撮影に用いられるため、この限 りではありません。
上記以外のカメラでB2/B3、E2/E3、K2/K3スクリーンをご使用の場合は、それぞれB、E、Kス クリーンの欄をご覧ください。
8 | 9 |