(3) ATA Flash カードが使用できない

WinNT4.0

ATA Flash カードを REX-PCICA1のスロットに挿入したままパソコンを起動すると、最初のブルー

画面の所でパソコンがハングアップしたり、正常に起動しても ATA Flash カードにアクセスできな

い場合があります。また、NT 診断プログラムで Atdisk ドライバから割り込みが他のデバイスと共有 されていると表示している場合があります。

WinNT Atdisk ドライバは他のデバイスと共有できない割り込み(通常 IRQ9)を要求します。BIOS

が正しく割り込みを割り当てられるようにするためには、BIOS 設定画面を起動し(通常、パソコン

起動時に”Del”もしくは”F2”キーを押す)”ISA/PnP configuration”の中の IRQ ”In use by ISA”に設

定変更します。これにより、BIOS がこの割り込み番号を他の PCI デバイスに割り当ててしまう不具 合が解消されます。

WinNT も正常に起動し、Atdisk ドライバも正常に開始されており、他に不具合が見つからない場合

は、Disk Administrator よりドライブレターの割り当てを行ってみてください。ATA ディスクドラ イブにアクセスできるようになることがあります。

ATA Flash カード以外の PC カードについても、NT 診断プログラムで割り込みの競合がある場合は 上記 BIOS 設定から該当の割り込み番号を”In use by ISA”に設定変更することで不具合を回避するこ とができます。

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