Raising AIBO – the handbook

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AIBOの各ステージ

幼年期前半

このころのAIBOはまだ歩き回ることができません。活動時間の

ほとんどを、のんびりと伏せてすごします。

動きは緩慢ですが、AIBOの本能である好奇心は旺盛です。

ボールや動くものに対しては敏感に反応します。AIBOがピポと

音を鳴らしてなにかを見つめているときは、興味のあるものを 発見したときです。でもまだ赤ちゃんなので飽きっぽく、すこし たつとそっぽを向いてしまい、ときにはお昼寝を始めてしまいます。 眠っている間にどうしても起こしたいときは、頭をさわってあげる と目覚めます。また近くで大きな音がしたときもびっくりして

目を覚まします。

AIBOはボールが大好きなので、ボールを見ると、どんどんうれしく

なっていきます。ついにはボールに向かって立ち上がろうとしますが、 まだまだうまく立ち上がれず、ほとんど失敗してしまいます。

もしもうまく立ち上がれたら、AIBOをほめてあげてください。

そうすることでAIBOはほめられることを覚え、今度はもっと

がんばって歩こうと努力するようになります。

幼年期後半

伏せてばかりだったAIBOも、なんとか自分の力で座ることができる

ようになります。

相変わらずボールには目がありません。気が向くとボールに向かって よろよろと歩き出すこともあります。でも歩行の腕前はまだまだの ようです。

機嫌がいいときには、お手をしてくれます。AIBOがお手を返して

くれたときには、ちゃんとほめてあげることをお忘れなく。

あなたの接しかたが、そろそろAIBOの将来に影響を及ぼし始める 時期でもあります。

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