携帯電話機の比吸収率(SAR)などに
ついて
携帯電話の比吸収率(SAR)
この携帯電話機は、国が定めた電波の人体吸収に関する技術基準(※ 1)ならびに、これと同等な国際ガイドラインが推奨する電波防護 の許容値を遵守するよう設計されています。この国際ガイドライン は世界保健機関(WHO)と協力関係にある国際非電離放射線防護 委員会(ICNIRP)が定めたものであり、その許容値は使用者の年 齢や健康状況に関係なく十分な安全率を含んでいます。
国の技術基準および国際ガイドラインは電波防護の許容値を人体頭 部に吸収される電波の平均エネルギー量を表す比吸収率(SAR: Specific Absorption Rate)で定めており、 携帯電話機に対する SARの許容値は2.0W/kgです。この携帯電話機の側頭部における SARの最大値は0.354W/kgです。個々の製品によってSARに 多少の差異が生じることもありますが、いずれも許容値を満足して います。
携帯電話機は、携帯電話基地局との通信に必要な最低限の送信電力 になるよう設計されているため、実際に通話している状態では、通
常SARはより小さい値となります。一般的には、基地局からの距 離が近いほど、携帯電話機の出力は小さくなります。
この携帯電話機は、側頭部以外の位置でも使用可能です。
N T Tドコモ推奨のキャリングケース等のアクセサリを用いて携帯 電話機を身体に装着して使用することで、この携帯電話機は電波防 護の国際ガイドラインを満足します(※2)。NTTドコモ推奨のキャ リングケース等のアクセサリをご使用にならない場合には、身体か ら1.5センチ以上の距離に携帯電話機を固定でき、金属部分の含ま れていない製品をご使用ください。
世界保健機関は、『携帯電話が潜在的な健康リスクをもたらすかど うかを評価するために、これまで20年以上にわたって多数の研究 が行われてきました。今日まで、携帯電話使用によって生じるとさ れる、いかなる健康影響も確立されていません。』と表明しています。 さらに詳しい情報をお知りになりたい場合には世界保健機関のホー ムページをご参照ください。
SARについて、さらに詳しい情報をお知りになりたい方は、下記 のホームページをご参照ください。
総務省のホームページ
http://www.tele.soumu.go.jp/j/sys/ele/index.htm
一般社団法人電波産業会のホームページ