Operation Guide 2609/2639
電源について
●充電時のご注意
以下のような高温下での充電はお避けください。
• 炎天下に駐車中の車のダッシュボード |
●充電の目安
本機は一度フル充電すると、充電しなくても基本動作に加 え下記の条件で使用した場合に約 6ヶ月動き続けます。
本機はソーラーセルで発電し、二次電池に充電しながら使 うようになっております。
光が当たりにくい場所での保管および使用、長袖で本機が 隠れたままの使用が長時間続きますと、二次電池が消耗し て表示しなくなることがあります。
安定してご使用いただくために、なるべく光が当たるよう にしてお使いください。
二次電池が消耗して時計機能が停止すると(レベル4)、 メモリーされているデータや設定は消去されます。
●リカバーマークが点滅している場合
ライトやアラームなどを短時間に連続して使用し、電池に 大きな負担がかかった場合、リカバーマークが点滅して、 一時的に以下の操作ができなくなります。
• EL バックライトの点灯
リカバーマーク
• アラーム・時報などの報音
• 電波受信
この場合は、時間がたてば電池電圧が復帰し、使用できる ようになります。
●バッテリーインジケーターの見方
2609 2639
レベル1 すべての機能が使用可能
レベル2 すべての機能が使用可能
液晶表示不可、EL点灯不可、
レベル3 アラーム・時報などの報音不 可、電波受信不可
レベル4(不点灯) (不点灯) 時計発振不可(時計機能停止)
※「2609」、「2639」はモジュール番号です。 ※直射日光下などの強い光で充電した場合、バッテリーイ
ンジケーターが一時的に実際の電池容量より高いレベル を表示することがあります。レベルは充電後しばらくし てから確認してください。
※レベル4になっても再度充電を行なうことで使用できます。 ※レベル 4 から充電したときは、レベル 3 になると表示が 点灯しますので、時刻・カレンダーを合わせてください。 ただし、レベル 2 またはレベル 1 になるまで十分に光を
あててから、ご使用ください。
●充電必要サイン
レベル3の状態は、電池残量が極端に少なくなっています。こ のときは、本機を光にあてて、十分に充電を行なってください。
• 白熱ランプなどの発熱体に極端に近い所 |
• 直射日光が長く当たって、高温になる所 |
なお、極端な高温下では液晶パネルが黒くなることがあり |
ますが、温度が下がれば正常に戻ります。 |
充電の際、光源の条件によっては時計本体が極 端に高温になることがありますので、やけどな どをしないようにご注意ください。
●充電のしかた
本機のソーラーセル部を光源に向けます。 ※ソーラーセルの一部が隠れていると充電効率が下がりま
すので、ご注意ください。
例)時計の置き方
ソーラーセル
※イラストは樹脂バンドの場合です。
1 日あたりの使用量 | 〈1日動くのに必要な充電時間〉 |
•ELバックライト:約1.5秒間 ※左記の条件で使用した場合。
• アラームの報音:約 10 秒間 |
| 環境(照度) |
| 充電時間 |
| ||
• 電波受信:4 回 |
|
| 晴れた日の屋外など | 約5分 |
| ||
• 表示点灯:約 18 時間 |
| (50,000ルクス) |
| ||||
なお、こまめに充電を行なえば、 |
| 晴れた日の窓際など | 約24分 |
| |||
| (10,000ルクス) |
| |||||
|
|
| |||||
安定してご使用いただけます。 |
| 曇り日の窓際など | 約48分 |
| |||
* 基本動作とは、時計内部の時刻演算 |
| (5,000ルクス) |
| ||||
|
|
| |||||
| 蛍光灯下の室内など |
|
| ||||
処理のことです。 |
|
| 約8時間 |
| |||
|
| (500ルクス) |
| ||||
|
|
|
|
| |||
●各レベルに回復するための充電時間 |
|
|
| ||||
|
|
|
|
|
|
| |
環境(照度) |
| 充電時間 |
|
|
| ||
レベル4 \ レベル3 \ レベル2 \ レベル1 | |||||||
| |||||||
晴れた日の屋外など | 約1時間 |
| 約14時間 |
| 約3時間 | ||
(50,000ルクス) |
|
| |||||
|
|
|
|
|
| ||
晴れた日の窓際など | 約3時間 |
| 約70時間 | 約14時間 | |||
(10,000ルクス) |
| ||||||
|
|
|
|
|
| ||
曇り日の窓際など | 約5時間 |
| 約143時間 | 約28時間 | |||
(5,000ルクス) |
| ||||||
|
|
|
|
|
|
蛍光灯下の室内など
(500ルクス) 約57時間 --- ---
※この充電時間は目安のため、実際の環境下においては充 電時間が異なる場合があります。
表示照明用 EL バックライトについて
●文字板を発光させる
〈オートライトご使用時の注意〉
本機の表示部には EL パネル(エレクトロルミネッセンス パネル)が内蔵されており、暗いときに表示を明るくして 見ることができます。また、時計を傾けると暗いときに文 字板が発光するオートライト機能もあります。
■ボタンを押して発光させる
~手動発光~
どのモードのときでも、
Lボタンを押します
➟L ボタンを押すと約 1.5 秒
間文字板が発光します。
※オートライトOFFのときもLボタンを押すと発光しま す。
本機を振ると「カラカラ」と音がすることがあります。 これはオートライト機能のためのスイッチ(金属球) が内部で動くための音で、故障ではありません。
■時計を傾けて発光させる
~オートライト機能~
オートライトは、ボタンを押さなくても暗いときに時 計を傾けるだけで文字板が発光する便利なフルオート ライト機能です。
※明るいときは、自動発光しません。
暗い場所で時刻などを見るときに大変便利です。
オートライト機能では、どのモードのときでも、時計 を傾けるだけで文字板が約 1.5 秒間発光します。
準備:時刻・カレンダーモードのときLボタンを約2秒間 押し続けて、オートライトON( 点灯)にします。
オートライトONマーク
※オートライトONのとき、Lボタンを約2秒間押し続け るとオートライト OFF( 消灯)に戻ります。
1 | 2 |
時計を腕にはめ、 | 水平状態から、表示が見え |
水平にします | るように約40°傾けます |
4 0 °
以上
※オートライト機能を使用するときは、時計を「手首の外
側」にくるようにつけてください。 ※文字板の左右(3時-9時方向)の 角度を± 15°以内にしておいて ください。15°以上傾いていると
発光しにくくなります。
〈EL 発光についてのご注意〉
●直射日光下では発光が見えにくくなります。
●発光中に L ボタン以外のいずれかのボタンを押し たり、アラームなどが鳴り出すと発光を中断します。
●発光中に時計本体より音が聞こえることがあります が、これはELパネルが点灯する際の振動音であり、 異常ではありません。
●オートライトを頻繁に使用すると電池の持続時間が 短くなりますのでご注意ください。
●時計を傾けたとき、文字板の発光が一瞬遅れること がありますが異常ではありません。
●文字板発光後、時計を傾けたままにしておいても、 発光は約 1.5 秒間のみとなります。
●時計を「手首の内側」につけていたり、腕を振った り、腕を上にあげたりしても発光することがありま す。オートライトを使用しないときは必ず OFF に
しておいてください。
※時計を「手首の内側」につけるときはできるだけ オートライトを OFF にしてご使用ください。
●静電気や磁気などでオートライトが動作しにくくな り、発光しないことがあります。このときはもう一 度水平状態から傾けなおしてみてください。なお、 それでも発光しにくいときは、腕を下からふりあげ てみると発光しやすくなります。
2