プラットフォームガイド 5-9
クラスタ共有ストレージシステムを SAN に接続する本項では、ファイバーチャネルスイッチ構成で SAN を使用して、クラスタノードを共有スト
レージシステムに接続するためのルールおよびガイドラインについて説明します。
サポートされる SAN 構成は以下のとおりです。
• SAN 接続
• クラスタ連結
• SAN アプライアンス接続
メモ: SAN は、最大 20 の PowerEdge システムおよび最大 8 のストレージシステムを使用
して構成することができます。
SAN 接続のクラスタ構成
SAN 接続クラスタ構成では、冗長ファイバーチャネルスイッチファブリックを使用して、両
方のクラスタノードを、PowerVault SAN 経由で単独または複数のストレージシステムに接
続します。
ルールおよびガイドライン
次の 表5-5 に示すルールおよび要件は、SAN 接続のクラスタに適用されます。
ご使用の SAN コンポーネントの具体的なバージョンレベルについては、『Dell PowerVault
ファイバーチャネルアップデートバージョン 5.3』の CD を参照してください。
表 5-5. SAN 接続クラスタのルールおよびガイドライン
ルール / ガイドライン 説明
サポートされるシステムの数 最大で 10 の 2 ノードクラスタを SAN に接続できます。
メモ:
スタンドアロンシステムとクラスタペアの組み合わせについては、
PowerEdge システムを最大 20 までにしてください。
クラスタペアのサポート 直接接続構成でサポートされている、すべての同種および異種のクラス
タ構成は、SAN 接続構成でサポートされます。
サポートされるクラスタペアの詳細に関しては、『Windows 2000
Advanced Server の クラスタ構成』または『Windows Server 2003,
Enterprise Edition のクラスタ構成』を参照してください。
メモ:
Windows Server 2003, Enterprise Edition は最大 8 つのクラス
タノードをサポートします。ただし、Cluster FE200 構成は、最大 2
ノードまでしかサポートしません。