CCD特有の現象
CCDカメラの場合、次のような現象が起きることがあります
が、故障ではありません。
スミア
高輝度の被写体を写したときに、明るい帯状の縦線(垂直ス
ミア)がモニター画面に見える現象です。(下図参照)
梨地状の模様
高温の場所で本機を動作させたとき、一定のパターンをもつ
模様(ノイズ)が、モニター画面全体に現れることがありま
す。
折り返しひずみ
縞模様、線などを写したとき、ぎざぎざのちらつきが見える
ことがあります。
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モ ニ タ ー | 2 | 10 | 8 | |
画面 | 3 | 11 | 12 | 7 |
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| 4 | 5 | 6 |
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縦に薄く尾を引いた ような画像になる。 (垂直スミア)
高輝度の被写体
( 電 灯 、 蛍 光 灯 、 太 陽、強い反射光など)
この現象は、CCDがインターライン転送方式を採用している
ため、フォトセンサーの深いところに入った赤外線などによ
り誘起された電荷が、レジスターに転送されるために起こる
ものです。
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