
マイクロホンの使用テクニック
| 用途 | マイクロホンの推奨配置 | 音質 | 
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| ボーカル | 唇をマイクロホンの中心軸上、15 cm以内に近づける | 低音域が強調された力強い音 | 
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 | か、ウインドスクリーンに触れます。 | 質で、その他の音源を最大限に | 
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 | 分離します。 | 
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 | 口から15~60 cm 離し、ちょうど鼻の上の高さに配 | 自然な音質、抑えた低音。 | 
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 | 置します。 | 
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 | 口から20~60 cm 離し、横に少しずらします。 | 自然な音質、抑えた低音。ヒスノ | 
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 | イズを抑えます。 | 
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 | 90 cm~1.8 m離します。 | 遠くから聞こえる細い音。環境雑 | 
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 | 音が聞こえる程度。 | 
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| ギターおよびベース | スピーカーから2,5 cm離し、スピーカーコーンの中心軸 | シャープなアタック音。強調され | 
| アンプ | 上に配置します。 | た低音域。 | 
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 | スピーカーから2,5 cm離し、スピーカーコーンの端に | シャープなアタック音。より高帯 | 
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 | 配置します。 | 域の音質。 | 
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 | スピーカーから15~30 cm離し、スピーカーコーンの中 | ミディアムなアタック音。豊かで | 
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 | 心軸上に配置します。 | バランスのとれた音質。 | 
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 | スピーカー背面から60~90 cm離し、スピーカーコーン | ソフトなアタック音。抑えた低音。 | 
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 | の中心軸上に配置します。 | 
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使用時の原則
•マイクロホンは意図する音源(話者、シンガー、楽器など)に向け、不要な音源から遠ざけるようにしてください。
•マイクロホンを音源のできるだけ近くに配置してください。
•低音域をさらに効かす場合は、マイクロホンを音源に近づけて使用してください。
•1つの音源に1本のマイクロホンを使用して下さい。
•使用するマイクロホンの数は必要最低限にしてください。
•複数のマイクロホンを使う場合、他のマイクロホンとの距離が目的とする音源との距離よりも3倍以上になるよう にしてください。
•マイクロホンは音の反射壁となるものから、離して設置してください。
•マイクロホンを屋外で使用する際はウィンドスクリーンを装着してください。
•機械的なノイズや振動の収音を最小限に抑えるため、極端に動かしながらの使用は控えてください。
•マイクロホンの性能に悪影響を及ぼすので、マイクロホングリルは、たとえ部分的であっても手で覆わないように してください。
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