システムのセットアップと使用法
快適で安全な作業のために
隣り合わせに置きます。パームレストを使用する場合は、その高さがキーボードの前端部と 同じものを使用してください。電話やメモなどの、その他の備品もよく考慮して配置してく ださい。
注意 | マウス、キーボードをはじめとする入力デバイスの使用状況によっては、不快感 |
| を感じたり、人体に悪影響を及ぼす危険性があります。これらのデバイスは適切 |
| に配置して、最も快適で安全に作業を行えるようにしてください。 |
作業時の姿勢
同じ姿勢で長時間座り続けるのは快適なことではありません。人体への苦痛や悪影響を及ぼす危 険を最小限にするためには、正しい姿勢を保つことが大切です。
•頭部 : モニターを見るときは、頭部の傾きは 15°以内になるようにしてください。また、頭 部を左右に傾けないようにします。
•背中 : 作業面の方向に向いて座っているときは、まっすぐか、後方にやや傾けた状態で背中 が椅子の背もたれによって支えられるようにします。
•腕 : 腕と肘の力を抜いてリラックスし、上腕部は床に対して垂直か、やや傾けた (15°以内 ) 状 態にします。前腕部と手は、肘を 70 ~ 115 度曲げた状態で床とほぼ平行になるようにしま す。肘は脇からあまり離しません ( 胴からの角度は 20°以下 )。
•手、手首、前腕 : マウスやキーボードなどの入力デバイスを操作するときは、手首と前腕部 をリラックスした自然な位置に保つようにしてください。たとえば、キーボードやマウスを 使用するときは前腕部をデスクトップ上にゆったりとのせます。
•脚 : 大腿部は水平またはやや前傾状態になるようにします。ひざから下は、大腿部に対して ほぼ直角になるようにします。作業面と脚との間には十分な空間があるようにしてくださ い。
•足 : 椅子を調節した後に床に足が楽に着かない場合は、フットレストを使用します。なるべ く高さと角度が調節可能なものを使用してください。
その他の人間工学上の問題
•ときどきスクリーンから目を離し、目の疲労をやわらげます。また、遠くのものに少しの間 焦点を合わせ、一定の間隔でまばたきをして目の乾燥を防ぎます。さらに、定期的に目の検 査を受けてください。眼鏡やコンタクトレンズをご使用の方は、常にコンピュータのモニ ターを見る作業に適した状態であるよう心掛けます。
第章 |