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*)LAN ポートとスイッチ間のリンク断と 同等の異常のみ検出します。したがって、ス
イッチが部分的に故障しても、LAN ポートが接続されているポートがリンクレベルで
正常な場合は、経路の切り替えは発生しません。
■ 静的リンク
静的リンク アグリゲーション(以下、静的リンク)とは、AFT の二重化機能に加え、
LAN ポートをチームに追加することにより、スループットを向上させることが出来る機能
です。各チームメンバーの送信のロードを継続的に分析し、スイッチ ロードは受信トラ
フィックを調整します。すべてのアダプタは同じ速度で稼動する必要があり、チーム内の
ポートはすべて同一スイッチに接続されている必要があります。また、リンクアグリゲー
ションに対応するスイッチ(PA gP プロトコル使用の Cisco のFEC または GEC に対応した
スイッチ、リンク集計可能な Intel Express(R) スイッチ、静的 802.3ad 対応の他のスイッチ)
と併用する必要があります。
・ 静的リンクの構成
■ 注意事項
本ドライバでチーム化を使用する場合の注意事項を次に示します。詳細については、
「Intel® PROSet 」の説明文を参照してください。ただし、説明文の内容と本書の内容が異
なる場合は、本書の内容を優先してください。
・ チーム化は Windows Server 2003/Windows 2000 Server(SP4 以降必須)に限り使用できま
す。
・ チームを構成すると、OS 上に仮想アダプタ(例:Intel(R) Advanced Network Services
Virtual Adapter など)が作成されます。上位プロトコルは、チームを構成している個々
の実アダプタではなく、この仮想アダプタにバインドされます。
・AFT/ALB/ 静的リンクのチームの構成 1 組に使用可能な LAN のポートは、最大 4ポート
です。
また、同一システムでは最大 2組までのチームを構成することができます。なお、使用
できる LAN のポート数は、システムごとに制限がありますのでご注意ください。
・SFT 1 組に使用可能な LAN のポートは、最大 2ポートです。また、同一システムでは最
大2組までのチームを構成できます。
・Gigabit Ethernet のポートと Fast Ethernet のポートを混在させて AFT/ALB/SFT を構成する
こともできます。
・ チーム化使用時は、IPSec のハードアシスト機能は使用できません。チーム内のすべて
のLAN ポートが、IPSec のハードアシスト機能を持っていても使用しないでください。
・AFT/ALB/SFT/ 静的リンク使用時は、次の対象プロトコルに限り使用できます。
- AFT/SFT/ 静的リンク:IP、NetBEUI、IPX(NCP)、IPX(NetBIOS)
-ALB:IP、IPX(NCP)
・ チーム内の LAN ポートは、同一ネットワーク(ブロードキャストドメイン)に存在す
る必要があります。また、IP アドレスは共有します。
・ALB 使用時は、スイッチングハブに限り使用できます。
PRIMERGY
PG-1892
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