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注意

電池の交換は,正しく行わないと破裂する恐れがあり ます。電池を交換する場合には必ず同じ型名の電池 又は同等品と交換してください。

サービス,点検時には次のことにご注意下さい。

1.

注意事項をお守りください。

6.

フレキシブルプリント基板の取扱いについて

 

サービスのとき特に注意を要する個所については,

 

コテ先温度を270℃前後にして行なって下さい。

 

キャビネット,シャーシ,部品などにラベルや捺印で

 

同一パターンに何度もコテ先を当てないで下さい。

 

注意事項を表示しています。これらの注意書き及び取

 

(3回以内)

 

扱説明書等の注意事項を必ずお守り下さい。

 

パターンに力が加わらないよう注意して下さい。

2.

指定部品のご使用を

7.

無鉛半田について

 

セットの部品は難燃性や耐電圧など安全上の特性を

 

無鉛半田を使用している基板には,無鉛(LeadFree)を

 

持ったものとなっています。従って交換部品は,使用

 

意味するレッドフリーマークがプリントされています。

 

されていたものと同じ特性の部品を使用して下さい。

 

(注意:基板サイズによっては,無鉛半田を使用して

 

特に回路図,部品表に0印で指定されている安全上重要

 

いてもレッドフリーマークがプリントされて

 

な部品は必ず指定のものをご使用下さい。

 

いないものがあります)

3.

部品の取付けや配線の引きまわしはもとどおりに

 

:レッドフリーマーク

 

安全上,チューブやテープなどの絶縁材料を使用した

 

無鉛半田には,以下の特性があります。

 

り,プリント基板から浮かして取付けた部品がありま

 

融点が従来の半田よりも約40℃高い。

 

す。また内部配線は引きまわしやクランパによって発

 

従来の半田こてをそのまま使用することは可能です

 

熱部品や高圧部品に接近しないよう配慮されています

 

が,少し長めにこてを当てる必要があります。

 

ので,これらは必ずもとどおりにして下さい。

 

温度調節機能のついた半田こてを使用する場合,約

4.

サービス後は安全点検を

 

350℃に設定して下さい。

 

サービスのために取外したネジ,部品,配線がもとど

 

注意: 半田こてを長く当てすぎると,基板のパター

 

おりになっているか,またサービスした個所の周辺を

 

ン(銅箔)がはがれてしまうことがあります

 

劣化させてしまったところがないかなどを点検し,安

 

ので,注意して下さい。

 

全性が確保されていることを確認して下さい。

 

粘性が強い

5.

チップ部品交換時の注意

 

従来の半田よりも粘性が強いため,IC端子などが半田

 

取外した部品は再使用しないで下さい。

 

ブリッジしないように注意して下さい。

 

タンタルコンデンサのマイナス側は熱に弱いため交

 

従来の半田と混ぜて使用可能

 

換時は注意して下さい。

 

無鉛半田には無鉛半田を追加するのが最適ですが,

 

 

 

従来の半田を追加しても構いません。

HDR-SR11/SR11E/SR12/SR12E_L2

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Sony HDR-SR11E, HDR-SR12E service manual サービス,点検時には次のことにご注意下さい。