M-Audio X-Session manual トラブルシューティング

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トラブルシューティング

インストールを終えて演奏を始めたら、コントローラが突然動作しなくなった

<電源スイッチをオフにして10秒ほど待ち、コンピュータを再起動して使用してみて下さい。それでも問題が解決しない場合は、ドライバを 再インストールして下さい。

デバイスマネージャではドライバが認識されていて、通常に動作しているように見えるが、ソフトウェアではX-Sessionを認識することができない

<Windows 2000Windows XPでは、一度にインストールすることができるMIDIデバイスドライバの数に制限がありますが、その最大数に 達している場合でも、警告などが表示されることはありません。このため、ドライバは問題なくインストールされているように見えます。

解決方法:エムオーディオジャパンのWebサイトhttp://www.m-audio.co.jp/dowanload/index.htmlを開き、この問題に関するリンクを クリックして下さい。リンク先から実行ファイル(.exeファイル)をダウンロードして実行すると、この問題を解決することができます。

音が遅れて聞こえる

<この遅れは、レイテンシーと呼ばれています。

MIDIを扱う上でのレイテンシーは、ご使用のソフトウェアシンセサイザが原因で発生します。MIDIデータは単純なコントロール信号に過ぎま せん。MIDIデータを受信したソフトウェアシンセサイザは、膨大で複雑な演算を行って、そのサウンドを生み出します。ここで時間がかかる ために、レイテンシーが発生します。

レイテンシー防止のために、エムオーディオ製品のオーディオカードをご使用になることをお勧めします。エムオーディオ製品は、高品質 で様々な環境に適したラインナップを用意しています。すでにオーディオカードをご使用の場合は、最新のドライバを再インストールした り、オーディオドライバのバッファサイズを小さくしたりすることをお勧めします。オーディオドライバのバッファサイズを小さくするに は、Sound Studio IISound Studio Pro II[Audio]メニューから[Audio system settings]を選択します。ここで、MMEASIOドライバの バッファサイズを小さくすることができます。

Evolutionソフトウェアからのサウンドが聞こえない

<ソフトウェアシンセサイザのOptionsまたはDevicesメニューで、MIDIの入出力系統を確認します。

MIDIの入力側は確認できても、出力側のドライバ名称が表示されていない場合は、サウンドカードを再インストールするか、最新のドライ バにアップデートする必要があります。出力側の設定では、どのドライバを使用して音を出すかを選択することができます。ほとんどのサ ウンドカードでは、FM synthSBLive Synthなどの選択肢が用意されています。ここで、任意のドライバ名称を選択して、MIDIの再生で使 用する音源を選択します。サウンドチップを使用する場合は、Microsoft SW synthなどのソフトウェアシンセサイザを選択します。

ヒント:出力側で多数のドライバが有効(青のハイライト表示)になっていても音が聞こえない場合は、すべてを選択解除して、1つずつ選 択してみて下さい。

技術情報

警告:静電気放電、電気的ファスト・トランジェントおよび伝導性無線周波妨害などにより本製品の誤動作を招く恐れがあります。その場合、正常 動作に復帰するには本製品の接続を一旦外して、再び接続して下さい。

注意:M-Audio Keystationシリーズのキーボードは家庭およびオフィスでの使用において、FCC(連邦通信委員会)基準に適合するように検査を受 けています。製造者の許可無くして改造すると、本機器を使用するユーザー権限が無効にされる場合があります。

注意: 本機器はFCC規則のPart 15に準拠したClass Bデジタル機器に関する制限の検査を受け、適合することが認可されています。この制限項目

は、住居内設置における有害な妨害に対して適切な保護を提供するように設けられたものです。本機器は無線周波域エネルギーを発生、使用し、放 射する可能性があり、説明書に従って設置、使用をしない場合に、無線通信に有害な妨害を引き起こす可能性があります。しかし、ある特定の設置 環境においては妨害が起きないという保証はありません。もし、本機器がラジオやテレビの受信に有害な妨害を起こした場合は(本機器の電源を ON/OFFにすることにより確認できます)、以下の方法を用いて妨害を是正することをお勧めします。

受信アンテナの向き、または設置位置を変える。

本機器と受信機の間の距離を大きくする。

本機器を、受信機が接続されているコンセント/配線回路とは異なったコンセント/配線回路に接続する。

正規ディーラーまたは経験豊かなラジオ・テレビ技師に相談する。

ASIOSteinberg Soft– und Hardware GmbHの商標です。

VSTSteinberg Soft– und Hardware GmbHの商標です。

Direct XMicrosoftの商標です。

Sound Studio IIPictureBoardMusic TeacherEvolution Electronics Ltdの商標です。

その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

静電気放電(ESD)や電磁波(Fast Transient)は製品に一時的な誤作動を引き起こす可能性があります。 正常に動作するまで電源スイッチON/OFFの切り換えを繰り返して下さい。

X-Session

Tested to comply with

FCC standards

FOR HOME OR STUDIO USE

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Contents Page 簡単な操作で使用できる機能 上級編マニュアルについてプログラミングオプション Sessionプログラミングと編集クロスフェーダ 編集で使用するコントローラの選択 Midi CCのアサインボタンにMMCコントロールをアサインする RPN/NRPN,GM1&2 SysEx,その他のメッセージグローバルMIDIチャンネルの変更 アサイナブルボタンを使用した設定値の切換え不揮発性メモリ コントローラにRPN/NRPNをアサインするボタンにノートをアサインする SysExメッセージとデバイスIDについてMIDI出力端子 MIDI入出力とMIDIメッセージについてMIDI入力端子 システムエクスクルーシブ(SysEx)について RPN/NRPNについてEvolutionライブラリアンソフトウェア プログラム/バンクチェンジについて受信したプリセットの並べ換え Evolutionライブラリアンソフトウェアのインストールライブラリアンソフトウェアのセットアップ ライブラリアンの概要セットアップのロード お問い合わせについてセットアップの保存 トラブルシューティング 付録A:MIDI Implementation Chart 付録B:X-Sessionでアサイン可能なMIDI CC B2-アサイナブルボタン 付録C:16進数 換算チャート MIDIノートナンバー 付録D:MIDIデータ一覧付録E:MIDI CC一覧 付録H:X-Sessionプリセット一覧 付録F:Roland JV/XPで対応するRoland GS/Yamaha XGのNRPN付録G:GMのリバーブとコーラスタイプ ユーザー登録 保証規定と製品登録Enigmaライブラリアンについて 保証規定050103XSessionUG01
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