コントローラにRPN/NRPNをアサインする
注:RPN/NRPNデータの詳細については、P.99の「RPN/NRPNについて」の項を参照して下さい。
1.前述の手順に従って、任意のコントローラを選択します。
2.ファンクションキー“CONTROL ASSIGN”を2回押して、LCD画面で表示が点滅している間に“132”(RPNコースセッティング(きめの粗いRPN))ま たは“133”(RPNファインセッティング(きめの細かいRPN))、“134”(NRPNコースセッティング(きめの粗いNRPN))、“135”(NRPNファイン セッティング(きめの細かいNRPN))のいずれかを入力します。
3.ファンクションキー“DATA MSB”を2回押して、RPN/NRPN MSBに番号をアサインします。
4.ファンクションキー“DATA LSB”を2回押して、RPN/NRPN LSBに番号をアサインします。
5.ファンクションキー“CHANNEL ASSIGN”を押して、メッセージを送るMIDIチャンネルをアサインします。
NRPNを使用するほとんどのデータシートには、MSBとLSBの値が与えられています。これらの値は、DATA MSB,DATA LSBのそれぞれのバンクに入 力する必要があります(「付録F」を参照して下さい)。但し、取扱説明書の中には16進法の値だけが記載されているものもあります。
ボタンにノートをアサインする
ボタンを押すと、ノートオンメッセージが送信されるように設定します。
1. ファンクションキー“SELECT”を押して、数値キー“0”を押します。
LCD画面には“C19”と表示され、コントローラ番号19が選択されていることを表しています。
2. ファンクションキー“ASSIGN”を押して、“147”を入力します。この番号は、ノートオン/オフモードに対応する
MIDI CCナンバーです(「付録B」を参照して下さい)。
3. ファンクションキー“DATA MSB”を2回押して、“100”を入力します。この設定により、指定したボタンを押すとノ
ートオンメッセージがベロシティ100の強さで送信されます。
4. ファンクションキー“DATA LSB”を2回押して、“000”を入力します。この設定により、指定したボタンから手を離
すとノートオフメッセージが送信されます。
5. ファンクションキー“PROGRAM”を2回押して、“064”を入力します。この設定により、指定したボタンを押すた びにMIDIノートナンバー64(またはE4)のノート情報が送信されます。MIDIノートナンバーについては、「付録 D」を参照して下さい。
アサイナブルボタンは、幅広い用途に使用することができます。例えば、従来の音は鍵盤で演奏しながら、ボタンにア サインしたサンプラーや照明機器をトリガーさせることもできます。
注:ノートモード中にボタンを押すと、LCD画面にはそのノートのベロシティが表示されます。
SysExメッセージとデバイスIDについて
システムエクスクルーシブメッセージ(SysEx)を送信する場合は、個々のコントロールチャンネル番号は送信チャンネルを指定せず、代わりにデ バイスIDを指定します。ファンクションキー“CHANNEL”を押しても、チャンネルのシンボルは表示されず、3桁の数値の前にも“C”は表示されません。
デバイスIDは、00~127の間で指定することができます。通常は127に設定して下さい。デバイスIDが127に設定されていると、すべてのデバイスが SysExメッセージを受信します。
コントローラにアサインされたデバイスIDのSysExメッセージは、ファンクションキー“DEVICE ID”を使用しても、変更することはできません。この
不揮発性メモリ
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プログラミングと編集 • 7