Torq Xponentユーザーガイド | 9 |
23.レベル・メーター – このLEDメーターは、マスター出力(2)のオーディオ・レベルを表示するために使用します。このメーターは、使用する DJソフトウエアで生成されるMIDI CCでコントロールされるもので、Xponentのマスター出力を実際に通過するオーディオ信号をモニタリン グ表示しているわけではありません。つまりDJソフトウエアから適切なMIDI CC情報を出力してこのメーターをコントロールしない限りメーター は点灯しません。
24.デッキ・ノブ – これらのノブは、デッキ・ボタン(25)と連動して使用しTorqのエフェクトをコントロールします。左から1つ目と2つ目のノ ブは、最初のエフェクトの左(センドの量)のノブと右(パラメータ)のノブをコントロールし、左から3つ目と4つ目のノブは2番目のエフェク トの左(センドの量)のノブと右(パラメータ)のノブをコントロールします。
注意:バンク・セレクト・スイッチ(41)を左の位置に設定するとデッキ・ノブが上記の通り最初の2つのエフェクトをコントロールできるよう にします。Torqの3番目と4番目(VSTプラグイン)のエフェクトをコントロールするには、バンク・セレクト・スイッチを右の位置に設定します。
25.デッキ・ボタン – これらの4つのトグル・ボタンは、デッキ・ノブ(24)と連動して使用しTorqのエフェクトをコントロールします。左 から1つ目と2つ目のノブは、最初のエフェクトの左(オン/オフ)ボタンと右(パラメータ)ボタンをコントロールし、左から3つ目と4つ目の ボタンは2番目のエフェクトのオン/オフ・ボタンとパラメータ・ボタンをコントロールします。
注意:バンク・セレクト・スイッチ(41)を左の位置に設定するとデッキ・ノブが上記の通り最初の2つのエフェクトをコントロールできるよう にします。Torqの3番目と4番目(VSTプラグイン)のエフェクトをコントロールするには、バンク・セレクト・スイッチを右の位置に設定します。
26.ピッチベンド/ナッジ・ボタン– これらのボタンは、一時的にピッチを変更したりソングの再生スピードを微調整するために使用します。
27.PFLノブ(キュー) – このノブは、TorqのPFLノブをコントロールしヘッドフォンのオーディオ・ソースを選択するために使用します。
28.フォン・ノブ(フォン) – このノブは、ヘッドフォン出力(40)の出力を調整します。このノブは、アナログ回路であるためMIDIデータを生 成しません。
29.プログレス・メーター – これらのメーターは、ソングの進行に伴い左から右へと点灯が進みます。これらのLEDは、MIDI CCデータにより表示さ れる機能ですのでDJソフトウエアに依存します。適切なMIDI CCデータを送出しないDJソフトウエアを使用するとこれらのLEDは点灯しません。
30.シーク・ボタン – これらのボタンは、各デッキの早送り/巻き戻し機能をコントロールします。シフトキーを押しながらいずれかのボタン を押すとソングの先頭または最後に飛びます。
31.ユーザー・ボタン – これらのボタンは、Torqの各デッキで以下の機能をコントロールします:
クイック・キュー(1, 2, 3, 4, 5) – これらのクイック・キュー・ボタンを押すと各ソングに割り当てた5箇所の位置へ即座にジャンプ します。ソングの中で様々なセクション(歌やコーラスの部分等)に素早くジャンプできます。クイック・キューの割当方法については、 Torqのユーザーガイドを参照して下さい。
オフセット・ボタン(右矢印、左矢印) – 2つのソングをミックスする場合、それぞれのソングのビートが一致していても、2つのソング の位相がずれていることがあります(例:片方のデッキでキックドラムが鳴るときにもう一方のデッキではスネアドラムが鳴る等)。これ らのボタンを押すと現在のデッキの再生位置を前方または後方へ1ビートずつシフトさせ位相問題を解消します(各デッキで同時にキック ドラムが鳴るようになります)。
スピード&キー・ロック(ロック・ボタン) – このボタンは、Torqのタイム・コンプレッションとタイム・エクスパンション機能の有効/ 無効を切り替えます。ロック・ボタンがオンの時、ソングのピッチとスピードは同時にロックされます(Torqのタイム・ストレッチング は無効になります)。このモードでは、ソングの速度を遅くすると従来のヴァイナル・レコードと同様にピッチもそれにつれて遅くなりま す。ロック・ボタンがオフの時、スピード・スライダ(32)はピッチを変更することなくソングのスピードを変更することができます。