Evolution MK-425C/MK-449C/MK-461C 初級編マニュアル

MK-425C/449C/461C の概要

これで、ドライバなどのインストール作業が終了しました。ここからは Evolution キーボードについて、説 明します。

MK-425C/449C/461Cは次のようなコントローラを備えた USB キーボードです。

•ALPS 製のフェーダ 9 本（MK-449C/461C）（図中 9）•ロータリーコントローラ 8 個（MK-461Cは 12 個）（図 中 10）• MIDI ボタン（図中 3）•ピッチベンド／モジュレーションホイール（図中 2）•フットスイッチ（図

中 13）

これらのコントローラはすべて MIDI アサイナブルです。 コントローラの数は、MK-425Cで 21 個、

MK-449C で 30 個、MK-461C では 34 個になります。

また、8 個のファンクションキー（MK-425Cでは 6 個）（図中 6,7）が用意されていて、様々なプログラミ ングや操作を割り当てることができます。その他に、オクターブ +/- ボタン（図中 8）やバックライト付き LCD ディスプレイ（図中5）が用意されています。LCD 画面には、現在操作している内容の情報が表示されます。

MIDI OUT

キーボードの背面には、MIDI OUT 端子が用意されています（図中 12）。この端子を使用して、外部音源や 別の MIDI キーボードを接続することができます。デフォルトでは、すべてのコントローラデータは USB 端 子からだけでなく、MIDI OUT 端子からも送出されるよう設定されています。

従来の USB-to-MIDIインターフェースのように使用する（USB で受信したデータを MIDI OUT から送出する） 場合は、対応するファンクションキーを 2 つ同時に押して、MIDI out from USB モードに切り換えて下さい。

MK-425C/449C/461C の動作テスト

Evolution キーボードと使用するソフトウェアが通信しているかどうかを確認します。多くのソフトウェア には、MIDI IN のインジケータが用意されています。このインジケータを使用して、任意の鍵盤を押したと きにソフトウェアがデータを受信していることを確認して下さい。データが受信されていない場合は、ソフ トウェアの入力機器として USB ドライバが選択されているかどうかを確認して下さい。設定方法はソフト ウェアによって異なります。詳細は、ご使用のソフトウェアの取扱説明書をお読み下さい。

グローバル MIDI チャネルの設定

MK-425C/449C/461Cでは、標準 MIDI 16 チャネルのどのチャネルでも送信することができます。コンピュー タを中心としたシステムをご使用の場合は、通常ソフトウェア側で MIDI 信号のルートを決定しますので、 チャネル番号を気にする必要はありません。

Evolution キーボードと MIDI 音源モジュール、または別の MIDI 機器を接続している場合は、Evolution キー ボード側と MIDI 信号の受信側で、同じ MIDI チャネルを使用するよう設定する必要があります。グローバ

ルMIDI チャネルは、キーボードやプログラム、バンクチェンジ、その他グローバルに設定したコントロー ラ信号すべてをまとめてコントロールします。グローバル MIDI チャネルは次の手順で設定します。

1. ファンクションキー “GLOBAL CHANEL”（図中 6）を押します。

LCD 画面には、KEYBOARD と CHAIN が表示されます。また、3 桁の数値表示エリアには、現在選択され ているグローバルチャネル番号（先頭に c の表示）が表示されます。

2. 数値キーまたは +/- ボタンを使用して MIDI チャネル番号（01 ～ 16）を入力します。

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