Evolution
ドローバーモードでは、フェーダの働きが逆になり、フェーダをもっとも上にスライドさせた位置が 0、もっ とも下にスライドさせた位置が 127 となります。
ドローバーモードを有効にするには、該当するファンクションキー(図中 7)を押して下さい。
ドローバーモードが有効になると、LCD 画面に FADER のシンボルが表示されます。ドローバーモードを終 了するには、CHANNEL ボタンと RECALL ボタンを同時に押します。ドローバーモードは、ハモンドオルガ ンのようにドローバーを備えたシンセサイザとして使用することを意図して設計されています。例えば、前 項で使用した B4 プリセットは初めからドローバーモードが有効に設定されているので、フェーダを動かし
すべてのフェーダとロータリーコントローラをミュートするには、“CONTROL MUTE” と表示されてい るファンクションキー(図中 7)を押します。
この機能を使用すると、ソフトウェアでの設定を変更することなく、フェーダやロータリーコントローラの 設定値を変更することができます。コントローラをミュートしても、ボタンやフットスイッチ、鍵盤に対す る影響はありません。MIDI アサイナブルなボタンやファンクションキー、鍵盤を押すとミュートは解除さ れます。コントローラがミュートされているときは、LCD 画面の表示は消えています。
この機能は、コントローラの設定を変更した複数のプリセットを切り換えるのに便利です。コントローラが ミュートされている間は、ソフトウェアでのコントローラ設定値に比例してコントローラを動かすことがで きます。コントローラの操作によって、ソフトウェアの設定値が変わることはありません。
この機能を使用すると、DJ が行うようなクリエイティブなミキシングを行うことができます。例えば、フェー ダをミキサーのボリュームとして使用している場合、コントローラをミュートして、複数のチャネルのボ リュームを上下させ、スナップショットボタンを押してみて下さい。このようなミキシングはとてもダイナ ミックで、従来のミキサーで実現することはできません。
- 15 -