Korg KM-2 manual 基本的な使いかた, Bpm機能について

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操作方法

操作方法

基本的な使いかた

1P.2「接続および各部の名称」を参照してCH1CH2にター ンテ-ブルやCDを接続します。 また、接続した機器に合 せチャンネル1 2 のインプット・セレクトスイッチ(1 2)を切り替えてください。

2)再生機器としてヘッドフォンを使用する場合は、前面の PHONES端子(F5)にヘッドフォンを接続します。

ここではヘッドフォンでモニターしてみましょう。

3POWERスイッチ(R9)をいれます。KM-2のシステム起動 は、最長10秒かかります。BPM表示機の回転表示が終わ るとシステム起動を完了します。

4)モニター・セレクト・スイッチ(11)がMASTERになって ることを確認し、MONITORつまみ(10)でヘッドフォンの 音量を設定してください。

6)エフェクトをタッチ・パネル(30)で操作します。 KM-2のエフェクト部は、タッチ・パネルのX軸(横位置)と Y軸(縦位置)で音色を変化させることができます。どんな エフェクトが何番にあり、XY軸でどんなパラメータが可 変できるかは、P.4「エフェクト・プログラム・リスト」を参 照してください。

ここでは、CH1の信号にエフェクトをかけてみましょう。

1FX INSERT12)をCH1に設定します。

2ここでは、エフェクト・プログラムつまみ(20)を回して、 FILTERグループの1番を呼び出してみましょう。

3FX ON/OFFスイッチ(25)が点灯してることを確認します。

4 FX DEPTHつまみ(9)を右に回しきりにします。

5 タッチ・パネル(30)を触るとエフェクトがかかります。

6 エフェクト・プログラムつまみ(20)を回すとプログラムが 切り替わります。

5CH1の音をヘッドフォンでモニターしてみます。 CH1フェーダー(7)を5070%に設定します。PEAKLED が点灯する場合は、入力が大きすぎます。LEDが点灯しな くなるようにTRIMつまみ(3)を左に回します。このとき、 X-FADE29)はCH1側(左側)に設定してください。

BPM機能について

BPMとは?

BPMBEATS PER MINUTEの略で曲のテンポの速さを1分間 の拍数(4分音符何個分か)で表したものです。 BPM=120の場合、1分間に120拍(ビート)

したがって、1 拍(ビ-ト)が0 . 5 秒の曲のテンポのことです。 BPMの数字が大きいほど早いテンポの曲ということになります。

BPMの検出の仕方

BPMの設定には オ-トBPM検出と TAPによるBPM入力の2つ の方法があります。

オ-トBPM

1B P M 測定をおこないたい曲が入力されているチャンネル (CH1またはCH2)をFX INSERTスイッチ(12)で選びます。

2ADJUSTキー(18)の△▽を同時に押します。すると、BPM が自動的に検出され、BPM表示機(17)に表示されます。

3)△または▽を押すと検出を終了し、BPMを決定します。

☆ オートBPM検出中に、FX INSERTスイッチ(12)を切換え たり、△ ▽を同時に押すと、オートBPM検出がキャンセ ルされます。

FX INSERTスイッチ(12)がMASTERの場合は、オート BPM機能は働きません。

☆ ドラムのフレ-ズが複雑な曲などでは、B P M を正しく検 出しない場合があります。このときはTAP によるBPM 検 出をおこなってください。

AUTO BPMの検出範囲は80から160です。

TAPによるBPM入力

TA P キー(1 9 )を曲ビ-トに合せて、2 回以上押します。する と、そのテンポがBPM表示機(17)に表示されます。

TAPによるBPM入力は、FX INSERTスイッチ(12)がMAS- TERの時にも有効です。

BPMの微調整

BPM検出後は、ADJIST18)の△ ▽でBMP値の微調整がで きます。

F X I N S E RT スイッチ(12 )を切り替え時は、前回のその チャンネルでのBPM検出値が表示されます。

BPM 検出をはじめて行う場合は、BPM=120 が初期値と なっています。

BPMエフェクト

BPM FXグル-プのエフェクトプログラムを選択時には検出し たBPMに同期してエフェクト効果をかけることができます。 例えば、BPM FX -1のプログラム BPM DELAY2では、タッチパ ネル(30)横軸35の範囲を触ると、DELAYの長さがBPM1/ 2になります。その他のBPMエフェクトについては、P.4「エ フェクト・プログラム・リスト」参照してください。

TAPキー(19)で、BPM入力した場合にはその都度BPM値 がエフェクトに反映されます。

オートBPM時は、ADJUST18)△または▽を押した時点

BPM値がエフェクトに反映されます。5

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