操作方法/クロスフェ-ダ-のキャリブレ-ション(調整)について

サンプルの保存「WRITE」について

REC/STOPキーにより録音されたフレーズは一時的にKM-2のメモリに書き込まれているだけですので、電源を切ると消 えてしまいます。保存したい場合は、必ず W R I T E (ライ ト)の操作をしてください。また、逆にライトをしないかぎ り新たな録音をおこなっても、既に保存されているフレーズ が消えてしまうことはありません。

1WRITEキー(28)を2秒間押し続けるとWRITE LEDが点滅 しはじめ、WRITE待機状態になります。

2)保存したいSAMPLE BANKキー1426)を押します(押しSAMPLE BANKが点滅)。WRITEするBANK2つ以上選 択することもできます。

ここで、TAPキー(19)、またはFX ON/OFFスイッチ(25

を押すとWRITEがキャンセルできます。

3)再度、W R I T E キー(2 8 )を押すと書き込みが開始されま す。書き込みには1 B A N K あたり最大で約2 0 秒かかりま す。書き込み中は、LEVEL METERに書き込み状況が表示 されます。WRITEキー(28)のLEDが消灯すると書き込み 終了です。

書き込みの途中で絶対に電源をきらないで下さい。デ- タがこわれてしまいます。

プログラムMAP(マップ)について

プログラムMAP 18には、お気に入りのエフェクトプログラムを割り当てることができ、スーピディーにエフェクトプログラ ムの切り替えができます。また、プログラムMAPにはエフェクトプログラムナンバーだけでなく、HOLD ON/OFFの状態や、 そのHOLD位置など 下記のデータも合せてメモリしておくことができます。

プログラムMAPにメモリできるもの

・ エフェクトプログラムグループナンバ-

HOLD ON/OFFの状態および、その位置(座標)

BPM FXグル-プにおいては、MAPにメモリ操作をおこ なったときに表示されているBPM

SAMPLE/PLAYグル-プにおいては、使用するSAMPLE B A N K ナンバー(メモリ操作をおこなったときに、選ばれ ていたSAMPLE BANK 14がメモリされます)

MAPのメモリのしかた

1)メモリしたいMAPナンバー1823)を押して選択します。 2)メモリしたいエフェクト・プログラムをエフェクト・プ

ログラムつまみ(20)で選択します。

HOLD ONでメモリしたい場合は、HOLD ONLED点灯)状態 にし、メモリしたいタッチパネル(30)の座標を触ります。

3)現在、点灯しているプログラム・マップ・キー(23)を2秒 間押し続けます。MAP LED3回点滅するとメモリ終了で す。

・ このとき同時に、エフェクト・ナンバー・ディスプレイ の数字も点滅します。

クロスフェ-ダ-のキャリブレ-ション(調整)について

KM2では、クロスフェ-ダのCH1CH2の切り替わり始めのポイントを調整することができます。 (工場出荷時は、最小の移動で切り替わりはじめるようになっています)

1)電源OFFの状態にします。

2WRITEキ-(28)RECSTOPキ-(27)を押しながら 電源をONします。

すると、BPM表示機に“CAL”と表示され、キャリブレ-ションモ-ドに入ったことを示します。

3)ここで、クロスフェ-ダ(29)を動かすと、 その動きに合わせて SAMPLE BANKキー14(26)LEDが点灯します。 12に点灯が移るポイントが現在のCH12へのクロスフェ-ダの効きはじめのポイントです。

43に点灯が移るポイントが現在のCH21へのクロスフェ-ダ の効きはじめのポイントです。

4)まず、希望するCH12への切り替わり始めの位置にクロスフェ-ダを移動させます。

5RECSTOPキ-(27)を押すと、切り替わりポイントが更新されます。

645操作 をCH2CH1のポイントでも行います。

7WRITEキ-(28)を押すと、 設定したポイントのデ-タが内部のメモリに

記憶され、 通常の動作モ-ドに移行します

切り替わりポイントは、BANK LED23が同時に点灯してる位置には設定できません。 最小の切り替わりポイントは 左右から約3.0mmの場所です。

これ以下の左右ギリギリの位置に 切り替わりポイントを設定することはできません。

(左右にクロスフェ-ダ振り切った状態で5の操作をこなうと自動的に最小の切り替わり位置に設定されます) 電源OFFしてもキャリブレ-ションのデ-タは失われません

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Korg KM-2 manual プログラムmap(マップ)について, クロスフェ-ダ-のキャリブレ-ション(調整)について