第 4 章 リカバリーについて
Rescue and Recovery について
Windows が正常に作動していない場合、以下のことを実行する必要があります。
v現行システム情報を入手する。
v問題の診断および判別を行う。
vThinkVantage Rescue and Recovery プログラムを使用してバックアップを作成してい るかどうかに応じて、Windows 環境からファイルをレスキューするか、バックアッ プ・ファイルを復元する。
vコンピューターを構成します。
上記はすべて ThinkVantage Rescue and Recovery ワークスペースから実行することがで きます。ThinkVantage Rescue and Recovery を開始するには、コンピューターの電源を 入れ、初期画面が表示されている間に Lenovo Care ボタンを押します。 Rescue and Recovery の機能について詳しくは、「Access Help」の『リカバリー概要』を参照して ください。
出荷時内容の復元
コンピューターには、リカバリー CD や Windows® インストール用 CD は付属してい ません。システムのリカバリーには、ハードディスクからのリカバリーが可能な Disk to Disk を採用しています。リカバリーに必要なプログラムやファイルはすべてハード ディスク上にあるので、リカバリー CD をどこに保管したのか探す必要がなく、また他 の機種用のリカバリー CD を誤って使用する心配もありません。
Lenovo によってコンピューターに初期インストールされているすべてのファイルおよび プログラムのバックアップは、ハードディスクの隠し区画に保管されています。隠し区 画はオペレーティング・システムから参照することはできませんが、ハードディスク容 量を消費しています。 したがって、Windows からハードディスク容量を確認すると、 製品仕様に記載されているハードディスク容量よりも、隠し区画の分だけ少ない値が表 示されます。
この領域に収容されている Product Recovery プログラムにより、ハードディスク全体の 内容を工場出荷時と同じ状態に復元することができます。
ハードディスクを工場出荷状態へリカバリーするには、次のようにします。
注: システムをリカバリーする際、コンピューターのワイヤレス LAN ON/OFF スイッ チをオンの位置にする必要があります。ワイヤレス LAN ON/OFF スイッチをオン
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