
Evolution 
RPN/NRPN,GM 1&2 SysEx, その他のメッセージ
前述のように、標準的な MIDI コントローラ番号は、0 ~ 131 の範囲で使用することができます。Evolution では、キーボード上のコントローラにアサイン可能な MIDI CC のリストを拡張して、RPN/NRPN や MMC,GM 1,2 のシステムエクスクルーシブメッセージも扱える環境を用意しました。
これらの拡張メッセージも標準 MIDI メッセージと同様に、MIDI CC(132 ~ 152)を入力すれば使用できる ようになります。各メッセージの MIDI CC については、「付録 B」を参照して下さい。
また、これらの拡張メッセージをプログラムするには、ファンクションキー “PROGRAM” と “DATA LSB” , “DATA MSB” をそれぞれ 2 回ずつ押す必要があります。1 回だけ押した場合は、プログラムチェンジとバン クチェンジを送出します(初級編マニュアルにて解説)。
実際に、拡張メッセージのプログラム例を見てみましょう。P.4 ~ P.5 の表を参照して下さい。
ボタンに MMC コントロールをアサインする
1. MMC メッセージをコントロールするボタンを選択します。
2. ファンクションキー “CONTROL ASSGIN” を押します。
3. 数値キーを使用して “149” を入力します。
ここで入力した数値は、P.4 ~ P.5 に掲載した表中の MMC コマンドに対応します。 4. ファンクションキー “CHANNEL” を押します。
5. 数値キーを使用して “127” を入力します。
これで、MMC コマンドがすべてのデバイスに設定されました。詳細は、P.9 の「SysEx メッセージとデ バイス ID について」の項を参照して下さい。
6. ファンクションキー “DATA LSB” を 2 回押します。
7. 次の表内のいずれかの番号を入力し、MMC メッセージを選択します。
| Number | MMC Command | 
| 01 | STOP | 
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| 02 | PLAY | 
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| 03 | DEFERRED PLAY | 
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| 04 | FAST FORWARD | 
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| 05 | REWIND | 
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| 06 | RECORD STROBE | 
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| 07 | RECORD EXIT | 
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| 08 | RECORD PAUSE | 
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| 09 | PAUSE | 
| 10 | EJECT | 
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| 11 | CHASE | 
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| 12 | COMMAND ERROR RESET | 
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| 13 | MMC RESET | 
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