ユーティリティの機能
•履歴
診断履歴は、診断実行に関する情報を提供するエントリで構成されています。履歴の管理は、Sun StorEdge Component Manager ソフトウェアの診断用 Sun Management Console 層内の、Sun StorEdge T3 アレイ・システムのレベルで行われます。コンポーネントとテストごとに、制約が 3 つのエン トリに設定されています。履歴の確認は、右側のパネル・サマリ・パネル内のサマリ・エントリの ほか、特定のサマリ情報行が選択されているときは、より詳しい情報を伝える詳細なポップアップ でも行えます。
•Syslog
Sun StorEdge T3 の syslog は http によって取り込まれ、syslog が生成された診断実行時に保存されま す。特定のサマリ行が選択されているときは、ビューアを使用してより包括的な実行の表示を行う ことができます。このビューアは、ソートおよびフィルタ処理の機能を備えています。
•削除
削除は、選択されている特定のサマリ行に適用されます。サマリ行の削除を実行すると、関連する ビューアや syslog メッセージも削除されます。実際にアクティブなエントリは削除されません。
•遠隔アラーム
遠隔アラームは次のときに生成されます。
–診断の開始と終了
–syslog モニタの切断と再起動
–履歴の持続的なエラーと復旧
製品ファミリの位置づけ
Sun StorEdge Component Manager ソフトウェアは、Jiro オープン・ストレージ管理プラットフォームの 仕様の要素を実装した Sun の最初の製品の 1 つであり、異機種が存在する Storage Area Network 内での 自動管理サービスと相互運用を可能にします。
Sun StorEdge Component Manager 2.1 ソフトウェアの機能は、基礎レベルの表示、監視、コマンドの実行 で構成されていますが、今後のリリースに向けた Sun の計画では、ソフトウェアの構成、制御、監視の 機能が強化されるとともに、諸機能が拡張されて、Sun のストレージ・ネットワーク環境下に配備され た物理コンポーネントの診断エントリ・ポイントとして機能することが可能になります。
対象となるユーザと市場
Sun StorEdge Component Manager 2.1 ソフトウェアとその使用に不可欠な Sun StorEdge Management Console ソフトウェアは、既存の、または新しい Sun StorEdge A5X00 アレイおよび Sun StorEdge T3 ア
レイのインストール、監視、管理を行う管理者やサービス技術者を対象にしています。このソフトウェ アはあらゆる市場に適用できます。
位置づけ
製品ガイド | November 2000 |