TB-1200 / TB-600
この度は、TB シリーズ・プロフェッショナル・ベース・アンプリファイアーをお 買い上げいただき、ありがとうございます。「TB」はチューブ・ベースの略で、チュー ブのフロントエンドと強力なソリッドステート・パワーアンプを融合することに より、チューブの温かみと莫大なヘッドルームを兼ね備えています。パッシブ・ トーン・スタックの採用により、分厚くもナチュラルでバランスの取れた、ライ ブやスタジオのミックスで存在感のあるクラシックな Fender のベース・サウン
A . INPUT(インプット)— ベースをここに接続します。NOTE: この ジャックは、リアパネルのINPUTジャック {EE} に優先します。
B .
C . MUTE(ミュート)— リアパネルのTUNER OUTPUT {DD} を除く全 ての出力をディスエーブルします。このスイッチ・ボタンはLEDを 内蔵しており、ミュートまたはチューナー・モード時に赤く点滅し ます。
D. VOLUME(ボリューム)— ヴィンテージ・チューブ・トーンの音 量を調節します。
E . BASS/MID/TREBLE(ベース/ミッド/トレブル)— クラシック なカットのみ(パッシブ)のトーン・スタックです。BASSノブを 引くと、低周波数帯にエンファシスがかかります(DEEP = ディー プ)。TREBLEノブを引くと、高周波数帯が強調されます(BRIGHT
=ブライト)。ブライトネスは、VOLUME {D} が中位の設定におい て、効果がより確認しやすくなります。
F. TUBE OVERDRIVE(チューブ・オーバードライブ)— チューブ・ オーバードライブ・セクションをオン/オフします。状態はLEDに 示されます。この機能はフットスイッチ操作が可能です。
G . GAIN(ゲイン)— チューブ・オーバードライブの歪みのレベルを 調節します。
H . VOLUME(ボリューム)— GAIN {G} コントロールとの組み合わせ で、チューブ・オーバードライブ・サウンドの音量を調節します。
I . BLEND(ブレンド)— チューブ・オーバードライブがオンの際 の、クリーンなヴィンテージ・チューブ・トーンとオーバードライ ブのチューブ・トーンのミックスを調節します。
ドが得られます。また、一段目で得られるクラシックなサウンド以外にも、音 楽的なエッジが特徴のオーバードライブ・特定の周波数のディテールを操作す るための
J .
K . FREQ(周波数)— LEVEL {L} コントロールが調節する周波数の中心 点を指定します。NOTE: LEVELを0に設定すると、このノブの設定 は無効となります。
L . LEVEL(レベル)— FREQ {K} コントロールで指定した周波数のブー スト/カット量を±15dBの範囲で調節します。状況に応じて、周 波数特性の幅(Q)も変わります。ブースト・モードでは、Qは広 くなります(この効果は、より聴感上好ましいと見なされていま す)。カット・モードではQはせまくなり、ハムやレゾナンス、そ して問題の周波数をピンポイントで制御する用途に役立ちます。
M . ROOM BALANCE(ルーム・バランス)— EQの仕上げとして、演奏 する空間に合わせたサウンドの調節を可能とします。この機能は、 センター・ポジションでオフとなります(EQのセッティングを行 なう際には、ROOM BALANCEをセンターの状態ではじめて、最後 の微調節にご使用ください)。このコントロールを時計回りに回す と、ハイを強調しながらローを落とし、ステージ上のサウンドがこ もっている場合の補正などに役立ちます。反時計回りに回すとロー を強調しながらハイを落とす逆の効果となり、ブライトな木張りの 床などの補正に役立ちます。ROOM BALANCEを活用することによ り、EQをサウンドの補正ではなくトーンの形成専用に使用するこ とが可能となります。
N . MASTER VOLUME(マスター・ボリューム)— GAIN {G}、VOLUME
{D, H}
出力の全体的な音量を調節します。
O. CLIP(クリップ)— パワーアンプのクリップが生じた際に点滅し ます。
P. POWER(パワー)—
ルーLEDバックライトが状態を示します。
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