4.2BIOS 設定プログラム

本マザーボードはプログラム可能な Low-Pin Count (LPC) チップを搭載しており、 「4.1 BIOS 管理更新」で説明した付属ユーティリティを使用してBIOSの更新をするこ とが可能です。

BIOS 設定プログラムは、マザーボードを取り付けた時や、システムの再構成をした時、 または”Run Setup”を促された時に使用します。本項では、この機能を使用してコンピ ュータの設定をする方法を説明します。

BIOS 設定プログラムを使用するように指示されていない場合でも、コンピュータの設 定を変更することができます。例えば、セキュリティパスワード機能を有効にする、ま たは、電源管理設定を変更することができます。これらの設定を変更するためには、コ ンピュータがこれらの変更を認識し、LPC チップのCMOS RAMに記録できるように、 BIOS設定プログラムを使用してコンピュータの設定を変更する必要があります。

マザーボードのLPCチップにはBIOS設定プログラムが搭載されています。BIOS 設定プ ログラムはコンピュータを起動するときに実行することができます。起動時の自己診断 テスト (POST) の間に<Del>キーを押すとBIOS 設定プログラムが起動します。

POST の終了後にBIOS 設定プログラムを実行したい場合は、<Ctrl+Alt+Delete>を押す か、ケースのリセットボタンを押してシステムを再起動します。システムをオフにし、それ からまたオンにすることによって再起動することもできます。ただし、これは最初の2つの 方法が失敗した場合の最後の手段として行ってください。

BIOS 設定プログラムは簡単に使用できるように設計されています。メニュー画面から、 ナビゲーションキーを使用してさまざまなサブメニューをスクロールする、使用可能な オプションから設定を選択することができます。

このマザーボードの BIOSの初期設定値はほとんどの環境で、最適なパフォー

マンスを実現できるように設定されています。BIOS 設定を変更した後システム が不安定になったら、初期設定値をロードしてください。初期設定値に戻すに は、終了メニューの下の「Load default Setting」を選択します。(詳細は「4.8 終 了メニュー」をご参照ください)

本書に掲載した BIOS の画面は一例であり、実際に表示される内容と異なる場 合があります。

最新の BIOS ASUS Web サイト(www.asus.co.jp)からダウンロードしてください。

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Chapter 4: BIOS セットアップ