ホストからのMIDI OUTモードを解除する方法:

1EDITボタンを押します。

2MIDI OUTキーを押します。LCD画面からMIDI plugのシンボルは消えます。

解除するとOzonicのキーボードはOzonicの鍵盤とコントローラからのデータを送信するようになります。

上級編プログラミング機能

<ゾーン

各ゾーン領域を設定することにより、Ozonicを最大3つのゾーンに分割することができます。ゾーン編集モードではゾーン領域の上限と下限の鍵 盤を選択して、3つのゾーンでそれぞれのゾーン領域を設定することができます。

<ゾーンの有効化/無効化

3つのゾーンではメモリボタン123を使用してそれぞれのゾーンの有効/無効の切換えができます。

ゾーンを有効化する方法:

1.ZONE/GRP SELECTボタンを押します。

2.ゾーンに対応するメモリボタン押します。

注意:1つのゾーンを有効化すると、残りの2つのゾーンは無効になります。複数のゾーンを選択するには、選択するメモリボタンを同時に押 します。

各ゾーンには多くのパラメータが関係しています。編集モードで、これらのパラメータは全て割当てられています。編集モードの時、ゾーンのパ ラメータのどんな変更も、現在有効なゾーンにだけ適用されます。LCD画面には有効なゾーンが常に表示されます。編集モードでは別のゾーンを 有効にすることはできません。様々なゾーンパラメータの説明や編集方法については以下をお読み下さい。

<ゾーンのチャンネル

数種類の異なるインストゥルメントをコントロールするためにゾーンを使う場合は、ゾーンをそれぞれ別のチャンネルに送信するよう設定する必 要があります。

ゾーンのチャンネルを割当てる:

1.編集したいゾーンを選択します。

2.EDITボタンを押します。

3.ZONE CHANキーを押します。

最後に選択されたゾーンがLCDで点滅します。

4.数値キーで新しいチャンネル番号(0016)を入力します。

5.ENTERを押して確認します。

注意:ゾーンをチャンネル0に割当てると、そのゾーンがグローバルチャンネルに送信されます。

<ゾーン領域

ゾーン領域は領域の上限キーと下限キーで特定できます。ゾーン領域を設定する方法:

1.編集するゾーンを選択します。

2.ZONE RANGEボタンを押します。

3.キーボードでゾーン領域の下限になるキーを押します。 LCD画面にキーボードで選択した音が小さく表示されます。

4キーボードでゾーン領域の上限になるキーをおします。

LCD画面にはキーボードで選択した音が大きく表示されます。

上限キーと下限キーの設定が終わると、キーボードは自動的に演奏モードに戻り、ゾーン領域は新しい設定範囲に書き換えられます。

複数のゾーンを同時に編集することもできます。この場合、編集の前に表示される領域は前回選択した領域にあたります。選択したゾーンのシン ボルは全てLCD画面に表示されますが、編集をするゾーンだけが点滅します。

注意:各ゾーン領域に重なり合う部分があると、キーボードでレイヤー効果を演出できます。

<ゾーン領域内でのオクターブ機能とトランスポーズ機能

キーボードに設定する各ゾーンは、他のゾーンとは別個にオクターブ単位での上下シフトやトランスポーズが可能です。

ゾーンのオクターブシフト、トランスポーズの方法:

1.編集するゾーン(複数選択可)を選択します。

2.ZONE RANGEボタンを押します。

3.OCTAVEボタンを使ってオクターブ/セミトーンを上下にシフトします。

<ゾーンのプログラム、バンクLSB、バンクMSBメッセージ

プログラム、バンクLSB、バンクMSBメッセージがOzonicから送出されると有効なゾーンにのみ適用されます。2つのゾーンを選択し、別のチ ャンネルに送信するよう設定すると、プログラム、バンクLSB、バンクMSBメッセージは両方のチャンネルに送信されます。プログラム、バンク LSB、バンクMSBを一つのゾーンに送信する場合は、その他のゾーンを無効にしておく必要があります。

プログラムとバンクメッセージについての詳細は、本マニュアルの「MIDIメッセージについて」をご参照下さい。

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M-Audio Ozonic manual 上級編プログラミング機能, Zone/Grp Selectボタンを押します。, Zone CHANキーを押します。, Zone RANGEボタンを押します。