709SCの比吸収率(SAR)について
709SCの携帯電話機は、国が定めた電波の人体吸収 に関する技術基準に適合しています。
この技術基準は、人体頭部のそばで使用する携帯電話 機などの無線機器から送出される電波が人間の健康 に影響を及ぼさないよう、科学的根拠に基づいて定め られたものであり、人体側頭部に吸収される電波の平 均エネルギー量を表す比吸収率(SAR:Specific
Absorption Rate)について、これが2W/kg※の許
容値を超えないこととしています。この許容値は、使 用者の年齢や身体の大きさに関係なく十分な安全率 を含んでおり、世界保健機関(WHO)と協力関係に ある国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)が示し た国際的なガイドラインと同じ値になっています。
709SCのSARは、0.574W/kgです。この値は、国
が定めた方法に従い、携帯電話機の送信電力を最大に して測定された最大の値です。
個々の製品によってSARに多少の差異が生じること もありますが、いずれも許容値を満足しています。ま た、携帯電話機は、携帯電話基地局との通信に必要な 最低限の送信電力になるよう設計されているため、実 際に通話している状態では、通常SARはより小さい 値となります。
SARについて、さらに詳しい情報をお知りになりた い方は、下記のホームページをご参照ください。
総務省のホームページ
http://www.tele.soumu.go.jp/j/ele/index.htm
社団法人電波産業会のホームページ
※ 技術基準については、電波法関連省令(無線設備規則第14条の 2)で規定されています。