Fast Track Ultra 8R | ユーザーズ・マニュアル |
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6 Fast Track Ultra 8Rをインストールする
Fast Track Ultra 8Rのインストール方法については製本版クイックスタートガイドを参照して下さい。
7ハードウエアの接続
マイクロフォンを録音する
Fast Track Ultra 8Rは、リアパネルのマイク/ライン入力端子8系統から入力チャンネル1から8に接続された最大8台のマイクロフォンを個々に独立し て同時に録音することができます。入力1/2のソースはMic/Lineスイッチでマイク/ライン「Out」(押していない状態)に設定しておく必要があります。
ライン入力端子から録音する
Fast Track Ultra 8Rは、リアパネルのマイク/ライン入力端子8系統から入力チャンネル1から8に接続された最大8台のライン入力を個々に独立し て同時に録音することができます。入力1/2のソースはMic/Lineスイッチでマイク/ライン「Out」(押していない状態)に設定しておく必要があります。
更に、ライン入力を使用する場合には、不要なノイズを避けるために関連するマイク入力のゲインを下げておく必要があります。
インストゥルメントを録音する
Fast Track Ultra 8Rは、フロントパネルのインストゥルメント端子2系統の入力1/2に接続された最大2種類の個々に独立したインストゥルメント・レベ ルのソースを同時に録音することができます。Mic/Lineスイッチを「In」(押された状態)に設定しておく必要があります。
デジタル入力を録音する
Fast Track Ultra 8Rは、リアパネルのS/PDIF入力から2チャンネルのデジタル入力シグナルを入力チャンネル7/8に録音することができます。デジ タルS/PDIFソースをリアパネルのS/PDIF入力端子に接続します。Fast Track UltraのコントロールパネルのSettings(設定)タブをクリックして、シ ンクソースに「external(外部)」を選択するとS/PDIF入力が有効になり適切なデジタルクロックが得られます。デジタルのシンクロナイゼーション(同 期)については、後述の「シンクソース」のセクションを参照して下さい。
出力レベルを調整する
ミキシング・コンソール、アンプリファイヤ、パワード・モニター等をリアパネルのライン出力に接続します。出力1と2はフロントパネルのメイン出力レベ ル・ノブから直接コントロールすることができます。その他の出力は、ご使用のDAWまたはFast Track Ultra 8Rのコントロールパネルから調節します。
ヘッドフォンでモニタリングする
コントロールパネル・ソフトウエアで「Monitor 1/2」と「Monitor 3/4」のタブを使用してフロントパネルに装備されたヘッドフォン出力端子2系統で個 別のモニター・ミックスを作成することができます。モニター・ミックスの作成方法については後述の「モニター・タブ」のセクションを参照して下さい。