MS-7592
Auto Disable DRAM/PCI Frequency
[Enabled]に設定すると、システムは使用されていないスロットに対する信号の 発信を停止します。電磁妨害を軽減する効果があります。
Spread Spectrum
コンピューターはクロック信号と呼ばれるパルス信号を元に動作しています。 クロックジェネレーターがパルス信号を発生する際に、構造上やむを得ずスパ イクノイズと呼ばれる電磁妨害(EMI)が生じます。基本的にはボード上の配線の 取り回しによってノイズを相殺するように工夫しています。しかし特定環境下 において外部にノイズが漏れてしまう場合があり、そのようなケースではスペ クトラム拡散方式で信号の波形を変更することで、ノイズの漏れを回避する場 合があります。通常は[Disabled]に設定して使用します。また、オーバークロッ クをかけた状態で使用する場合も[Disabled]に設定してください。
注意
*特に電波障害などの問題が無い場合は、システムの安定性と性能を確保するた めに[Disabled]に設定して下さい。また、電波障害などが発生した場合は、必 ず[Enabled]に設定して障害の軽減に努めて下さい。
*Spread Spectrumの値は大きければ大きいほどノイズ除去効果が高まります が、システムの安定度は低下します。
*オーバークロック動作実験をする場合は、必ず[Disabled]に設定して下さい。
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