露出の決め方(カメラに内蔵されている露出計を使用する場合)

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1.カメラの露出モードをM(マニュアル)にセットします。

レンズはシフトノブとティルトノブを回して、あらかじめシフト量とティルト量を0にセットします。

2.絞り込みボタンを操作して絞りを開放の状態にし、絞りリングも開放(2.8)にセットして、適正露出 となるようにシャッタースピードをきめます。

絞りリングを開放(2.8)以外にセットしたときや、あおり操作を行ったときは、正しい測光やス ピードライトの調光が行われません。

3.絞りリングを回して希望する絞りをセットして、絞りリングを回した段数と同じだけシャッタースピ ードもシフトさせます。

4.あおり操作(P.12)を行って、絞り込みボタンを操作して絞りを絞り込み、撮影を行います。

シフト操作とティルト操作を最大まで行った場合、+1段程度の露出補正が必要となります。

あおり操作を行った場合の露出決定にはある程度の経験が必要です。あらかじめテスト撮影を行う ことをおすすめします。

コマンドダイヤルで絞りをセットするカメラでも、レンズの絞りリングで絞りをセットしてくださ い。また、カスタムセッティング機能に「レンズの絞りリングによる絞りのセット」のあるカメラ

では、その機能を設定する必要はありません。

M以外の露出モードでは表示パネルやファインダー内表示に誤ったシャッタースピードおよび絞り値が 表示される場合等があります。

露出の決め方(単体露出計を使用する場合)

1.カメラの露出モードをM(マニュアル)にセットします。

2.あおり操作を行います。

3.絞りリングを希望の位置にセットし、ボディの表示パネルのF値を読みとり、単体露出計にそのF値を セットして露出をきめ、撮影を行います。

シフト操作とティルト操作を最大まで行った場合、+1段程度の露出補正が必要となります。

撮影時は絞りを絞り込み状態にしてください。

あおり操作を行った場合の露出決定にはある程度の経験が必要です。あらかじめテスト撮影を行う ことをおすすめします。

カメラに表示パネルが無い場合、絞りリングの絞り値を読みとり、その値を単体露出計にセットし、 有効F値を考慮してシャッタースピードを決定してください。有効F値は、最短撮影距離で約1段暗 くなります。

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Nikon f/2.8D instruction manual 露出の決め方(カメラに内蔵されている露出計を使用する場合), 露出の決め方(単体露出計を使用する場合)