JP 15
Jp
2. プロテクターの事前チェックをしましょう

使用前の事前テスト

本プロテクターは、製造工程での部品の品質管理および組立工程での各機能検査などを厳重に実施し
ています。さらにすべての製品は高水圧試験機により水圧試験を実施し、仕様通りの性能が守られて
いるか検査を行い合格したものです。
しかしながら、持ち運びや、保管の状態、メンテナンスの状況など何らかの原因で防水機能にダメー
ジを受ける場合があります。
潜水前には必ず次の事前テストと、カメラ装填後に行う水漏れテストを実施してください。

プロテクターの防水部チェック

本プロテクターの防水部をそれぞれ確認します。
1プロテクターのOリングが確実に装着され、スライドロックおよび開閉ダイヤルによって閉じられて
いること。
2プロテクター本体に別売の防水ポートを取り付け、プロテクター本体と防水ポート部間のOリングが
確実に装着され、プロテクターと防水ポートが正しく装着されていること。
3TTLコネクタキャップのO リングが確実に装着され、キャップが緩みなくコネクタへねじ込まれてい
ること。

事前テスト

1デジタルカメラをプロテクターに装填する前に、空のプロテクターをご使用になる水深に沈めて水漏
れの有無を確認してください。
2水漏れ事故は、主に以下のことが原因で起こります。
Oリングの取り付け忘れ
Oリングの一部または全部が所定の溝からはずれていた
Oリングの傷やヒビ、または変質・変形
OリングやOリング溝、各Oリング接触面への砂・繊維くず、髪の毛など異物の付着
各Oリング接触面やOリング溝内の傷
プロテクターを閉じる際の付属ストラップやシリカゲルの挟み込み
テストは上記の原因を取り除いて行うようにしてください。
注意:
水漏れの確認はご使用になる水深に沈めて確認することがいちばん適切です。これが難しい場合は水圧の
かからないごく浅いところでも水漏れが確認できる場合があります。面倒がらずに必ず実施してくださ
い。
万が一、事前テスト中に正常な取り扱いで水漏れが確認された場合はご使用を中止し、商品お買上げの販
売店またはオリンパスサービスステーションにご相談ください。
PT-E05_JP.Book 15 ページ 2008年6月17日 火曜日 午前11時43分