4.4RAID

本マザーボードには Intel® X79 Express チップセットが搭載されており、Intel® Rapid Storage Technology によりRAID 0/1/5/10 をサポートします。

SATA 記憶装置を使用する際は、Windows® XP Service Pack 3 以降を適用済みのOS

ご使用ください。SATA RAID機能を使用するには、Windows® XP SP3 以降のOSが必要と なります。

Windows® XP / Vista の制限により、トータル容量が2TB以上のRAIDアレイを起動ディスク に設定することはできません。トータル容量が2TB以上のRAIDアレイはデータディスクとし てご使用ください。

RAIDアレイに組み込まれた記憶装置にWindows® OSをインストールする場合、RAID ドライバーディスクを作成し、RAIDドライバーをOSインストール中にロードする必要が あります。詳細はセクション「4.5 RAIDドライバーディスクを作成する 」をご参照ください。

4.4.1RAIDの定義RAID 0 ������������(データストライピング)

記憶装置に対しパラレル方式でデータを読み/書きします。それぞれの記憶装置の役割はシング ルドライブと同じですが、転送率はアレイに参加している台数倍に上り、データへのアクセス速度 を向上させます。セットアップには、最低2台の記憶装置(同じモデル、同容量)が必要です。

RAID 1 (データミラーリング):

1台目のドライブから、2台目のドライブに、同じデータイメージをコピーし保存します。ドライブ が1台破損しても、ディスクアレイマネジメントソフトウェアが、アプリケーションを正常なドライ ブに移動することによって、完全なコピーとして残ります。システム全体のデータプロテクションと フォールト・トレランスを向上させます。セットアップには、最低2台の新しい記憶装置、または、 既存のドライブと新しいドライブが必要です。既存のドライブを使う場合、新しいドライブは既存 のものと同じサイズかそれ以上である必要があります。

RAID 53台以上の記憶装置間のデータと パリティ情報をストライピングします。利点は、記憶 装置 のパフォーマンスの向上、フォールト・トレランス、記憶容量の増加です。データのやり取り、 相関的なデータベースのアプリケーション、企業内のリソース作成など、ビジネスにおけるシステ ムの構築に最適です。セットアップには最低3台の同じ記憶装置が必要です。

RAID 10データストライピングとデータミラーリングをパリティ(冗長データ)なしで結合したもの。RAID0RAID1構成のすべての利点が得られます。セットアップには、最低4台の記憶装置が必要です。

仕様により、本製品はIntel® X79 Express チップセットによるWindows® XP[AHCI/RAID] モー ドをサポートしていません。

4 Chapter

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Chapter 4: ソフトウェア