1 サーバ本体への搭載と導入方法 19
J
■Linux のコマンドで使用する場合
シェルスクリプトなどで、バックアップコマンドの後に次のコマンドを実行する記述を
追加してください(/dev/st0は、環境に合わせて変更してください)。
mt -f /dev/st0 eject
■NetVaultの場合
NetVaultのデバイス管理で、デバイス名を確認します。
ここでは、本製品を「NetVaultSV:_1-0.3.0_(QUANTUM_ULTRIUM_3)」として説明しま
す。
確認したデバイス名を使用し、NetVaultをインストールしたディレクトリ(/usr/
netvault)の scripts/usersディレクトリに、次の内容のシェルスクリプト(ここでは、
tapeeject.shとします)を作成します(/usr/netvault/scripts/users/tapeeject.sh を作成し ま
す)。
[tapeeject.sh の例]
/usr/netvault/util/nvdeviceeject -servername NetVaultSV
-devicename "NetVaultSV:_1-0.3.0_(QUANTUM_ULTRIUM_3)"
-servername:対象となるサーバ本体の名前を指定します(例:NetVaultSV)
-devicename:対象となるドライブ(本製品)の名前を指定します
(例: NetVaultSV:_1-0.3.0_(QUANTUM_ULTRIUM_3))
バックアップ実行時に、NetVaultのバックアップウィンドウで、詳細設定(Advanced
Option)タブのポスト・スクリプト(Use Post Script)にチェックを入れ、「users/
tapeeject.sh」を指定してください。
1.7 運用の確認
日々のバックアップ運用上の注意事項を、「付録A 運用チェ ックシート (設置・運用確認
編)」(→P. 40)にまとめてあります。チェックシートを使用し て、運用の確認を行ってく
ださい。また、テープ装置全般の注意事項について、本製品に添付の小冊子「テープ装
置、媒体の定期交換とクリーニングで安心バックアップ!」
(*)にまとめてありますので、
併せてご確認ください。
*: インターネット情報ページ(http://primeserver.fujitsu.com/primergy/)内の「技術情報」
のシステム構築の手引きに最新版を掲載しています。