M-Audio manual 第6章:トラブルシューティング, 第7章:技術情報, Axiomがコンピュータにインストールしてから正常に動作していたのですが、突然動かなくなりました。

Page 34

Axiomシリーズ・ユーザーガイド

6章:トラブルシューティング

Axiomは高度なMIDIコントロールを実現するよう設計されています。様々なシステム条件と動作環境でテストを続けてきましたが、それでも 予測を超えるような悪条件に遭遇し誤作動を起こすことがあります。このセクションでは、起こり得る全ての事態に対応することはできません が、よくあるご質問とその回答をまとめてあります。

コンピュータに接続してご使用になる場合、コンピュータには多くの機器を接続して使用することはお避け下さい。多くの機器を接続すればす るほど、コンピュータのCPUにより大きく負荷がかかります。複数のUSB機器を幾つも連続してチェーン接続することは理論上可能ですが、こ れによりシステムのパフォーマンスを劣化させる可能性があります。

Axiomがコンピュータにインストールしてから正常に動作していたのですが、突然動かなくなりました。

<Axiomの電源をオフにしてそのまま10秒間待ちます。コンピュータを再起動し、Axiomに電源を入れて正常に動作することを確 認して下さい。それでも問題が解決しない場合は、Windowsではドライバを再インストールする必要があります。最新ドライバは

http://www.m-audio.jpからダウンロードして下さい。

Axiomにサスティーン・ペダルを接続しましたが、動作が逆になっています。

<サスティーン・ペダルの極性はキーボードの電源が入った段階で検知されます。電源ON時にサスティーンペダルはOFFの状態に あるとみなされます。サスティーンペダルを押さえていない状態をOFFに設定したい場合は、フットペダルが押さえられていない ことを確認してから電源を入れて下さい。

Axiomをコンピュータに接続しました。鍵盤を押すとサウンドが聞こえるまでに時間のずれがあります。

<この遅れはレイテンシーと呼ばれるものです。MIDI信号のレイテンシーはAxiomが原因でなく、ご使用のソフトシンセやオーデ ィオシステムのバッファサイズに起因しています。MIDIデータはコントロールデータに過ぎません。MIDIはソフトシンセによって 読み取られ、それからソフトシンセは実際の音を作り出すために複雑な計算を数多く実行します。この処理に時間がかかるので す。M-Audioのキーボードに対応する高品位のサウンドカードをご使用になることをお勧めします。サウンドカードでレイテンシ ーに関するパラメータが適切に調節されていれば、最新バージョンのドライバを再インストールして下さい。DAWをお使いの場 合は、オーディオドライバのバッファサイズを小さくしてお試し下さい。

<PCのみ:お使いのサウンドカードがASIOまたはWDMをサポートする場合は、それらのドライバをお使い下さい。MMEドラ イバは旧式で効率が悪いため、レイテンシーも大きくなるためお勧めしません。DAWのオーディオ設定には、可能な場合は ASIOを選択して下さい。

<レイテンシーを軽減する方法に関してはhttp://www.m-audio.jp/のテクニカル・サポートのページを参照して下さい。

<オーディオインターフェイスのアップグレードをお考えなら、http://www.m-audio.jp/で高品位なオーディオインターフェイスを お求め下さい。

7章:技術情報

警告:静電気放電(ESD)や電磁波(Fast Transient)は製品に一時的な誤作動を引き起こす可能性があります。正常に動作するまで電源スイ ッチON/OFFの切り換えを繰り返して下さい。

注意:M-Audio製品は、家庭およびオフィスでの使用においてFCC(連邦通信委員会)基準に適合するように検査を受けています。製造者の 許可無くして改造すると、本機器を使用するユーザー権限が無効にされる場合があります。

注意:本機器はFCC規則のPart 15に準拠したClass Bデジタル機器に関する制限の検査を受け、適合することが認可されています。この制 限項目は、住居内設置における有害な妨害に対して適切な保護を提供するように設けられたものです。本機器は無線周波域エネルギーを発 生、使用し、放射する可能性があり、説明書に従って設置、使用をしない場合に、無線通信に有害な妨害を引き起こす可能性があります。しか し、ある特定の設置環境においては妨害が起きないという保証はありません。もし、本機器がラジオやテレビの受信に有害な妨害を起こした 場合は(本機器の電源をON/OFFにすることにより確認できます)、以下の方法を用いて妨害を是正することをお勧めします。

<受信アンテナの向き、または設置位置を変える。

<本機器と受信機の間の距離を大きくする。

<本機器を、受信機が接続されているコンセント/配線回路とは異なったコンセント/配線回路に接続する。

<正規ディーラーまたは経験豊かなラジオ・テレビ技師に相談する。

ASIOは、Steinberg Soft– und Hardware GmbHの商標です。

VSTは、Steinberg Soft– und Hardware GmbHの商標です。

Axiom Line

Tested to comply with

FCC standards

FOR HOME OR STUDIO USE

警告:本製品には鉛を含む化学物質が含まれます。癌や出生異常、その他生殖への危害の原因となる物質として米国カリ フォルニア州で知 られています。ご使用の後には手を洗って下さい。

33

日本語

日本語

Image 34
Contents Axiom Table of Contents 日本語 本マニュアルについて はじめに製品パッケージ内容 Axiom第1章:概要 1トップパネル図解 2 リアパネル図解 3 コントローラの定義AxiomをDAWで使用する ドライバのインストール方法1 最低システム必要条件 12V DC 250mA 300mA センタープラス 第2章:Axiomの基本MIDIコントロール電源アダプタ Axiom 49と61のファンクション・ボタン3 機能一覧表 高度な機能1 ベロシティ・カーブ 49鍵盤と61鍵盤モデル:2 オクターブ MIDIチャンネル3 トランスポーズ プログラム/バンク・チェンジ MIDIコントロール・メッセージ Bank LSBまたはBank MSBボタンを押します。Bank LSBキーまたはBank MSBキーを押します。 1 追加のメッセージ 128から131Zone RangeとZone/Groupボタンを同時に押します。 Ctrl Assignボタンを押します。Axiomのコントローラをプログラムする Data 1とData 2を同時に押します。 第3章:応用機能3パニック MIDIコントローラ2 ドローバー・モード Advancedボタンを押し、Ctrl Assignキーを再び押します。1 コントローラの範囲を制限する 3 コントローラをオフにするコントローラの設定を呼び出す/保存する 1 コントローラ・グループ2 プリセットをコンピュータに保存する Mem Dumpキーを押します。49鍵盤または61鍵盤モデル: 1 ミュート パラメータ・ジャンプを防止する3 デバイスID 2 ヌルロータリ̶・エンコーダ Midi CC1 アクセラレーション・カーブ プレッシャ・パッドMIDIノートでサンプル/ループをトリガーする 2 ドラムパターン構成 Ctrl Assignキーを押します。Midi CCメッセージでサンプル/ループをトリガーする 4 プレッシャ・コントロール 5 パッド・カーブ6 ベロシティ・ロック 同時に数種類の機器をコントロールするZone/Groupボタンを押します。 1 ゾーン3 ゾーン・チャンネル Zone Chanキーを押します。4 ゾーンの範囲 Chan Assignボタンを押します。 Zone Rangeボタンを押す。Chan Assignキーを押します。 グループAコントローラ Ctrl Assignボタンを押します。Zone/GroupボタンのLEDが点灯します。コントロール機能の例 Ctrl Assignキーを押します。Zone/GroupボタンのLEDが点灯します。Ctrl Assignキーを再び押します。 1 ボタンで2つの設定値を交互に使用する方2 MMCメッセージをボタンに割当てる MMCコマンドRPN/NRPN番号を割当てる: 3 フェーダ/ロータリーコントローラにRPN/NRPNを割当てる方法第4章:使用例 USBからのMIDI Out機能Data 2とData 3を同時に押しUSBからのMIDI Outモードをオンにします。 シーケンサーで演奏を録音する3コンピュータで音源モジュールをコントロールする 第5章:MIDIメッセージについてプログラムとバンクチェンジ解説 RPN/NRPN解説 SysEx(システムエクスクルーシブ)解説Axiomがコンピュータにインストールしてから正常に動作していたのですが、突然動かなくなりました。 第6章:トラブルシューティング第7章:技術情報 Axiomにサスティーン・ペダルを接続しましたが、動作が逆になっています。ページhttp//web.m-audio.jp/register/にて、必要事項を入力して送信して下さい。 Warrantyでご覧下さい。第8章:製品保証とユーザー登録 保証規定第9章:付録 付録A MIDIインプリメンテーション・チャートB2 General Midi ノート番号 付録B 有効なMIDIデータ・テーブルB1 General MIDインストゥルメント プログラム・チェンジ番号 B6 General MIDIドラム ノート・アサインメント B3 Roland GSYamaha XG NRPNメッセージB4 GM2リバーブ・タイプB5 GM2コーラス・タイプ 付録C General MIDIコントロール番号(MIDI CC) 付録D リニア・コントローラに割当て可能なコントロール番号 Midi CC付録E ノン・リニア・コントローラに割当て可能なコントロール番号 Midi CC付録F ロータリ̶・エンコーダに割当て可能なコントロール番号 この表はAxiomのロータリ̶・エンコーダに適用します。付録G プレッシャ・パッドに割当て可能なコントロール番号 この表はAxiomのプレッシャ・パッドに適用します。付録H 進数変換表 AxiomをAbleton Liveで使用する 付録I ファクトリー・プリセット以下のDAWの幾つかはAxiomをDAWで設定する必要があります。 プリセット6:Wizoo Darbuka/Latigo プリセット4:GForce Minimonstaプリセット5:Way Out Ware TimewARP プリセット7から12:Propellerhead ReasonAudio USA