![37. AUX MASTER SEND ノブ](/images/new-backgrounds/83346/8334641x1.webp)
何故このような仕組みになっているのでしょう?エン | スイッチを押し込むと、Aux センドは一般的エフェクト | |
ジニアがチェックするものをメーターに表示させるため | センド(ポスト LEVEL、ポスト MUTE/ALT | |
です!エンジニアがモニターするのは CONTROL ROOM | す。エフェクトセンドには不可欠な設定です。ウェットの | |
[10] 出力またはヘッドフォン [11] 出力です。その音量は | 信号レベルは常にドライの信号レベルに追随し、双方の比 | |
CONTROL ROOM / SUBMIX [32] ノブまたは PHONES [31] | 率が保たれます。例えば、チャンネルのレベルを下げたの | |
ノブで調整が可能ですが、メーターに表示されるのはこれ | にエフェクト音がまったく下がらないと困ります。エフェ | |
らのノブ以前のSOURCE ミックスのレベルです。モニター | クト音は、チャンネルレベルの動きに追従することが望ま | |
の音量に関わらず、常に「実際のレベル」を表示します。 | れます。「ポスト MUTE/ALT | |
トすると外部エフェクトへ送られる Aux センドもミュート | ||
される、ということを意味します。 | ||
ターのピーク表示が | ||
| ||
晴らしいミックスを完成させることが可能です。多くのア | 37. AUX MASTER SEND ノブ | |
ンプは +10 dB でクリップを生じます。いくつかのレコー | このノブは、AUX SEND [15] アウトプットに信号が届く | |
ダーもそのレベルを許容しません。従って現実的にはピー | ||
直前で、Aux センドの全体的レベルをコントロールします。 | ||
クを「0」から「6」の間に保つとよいでしょう。 | ||
ノブを左に振り切るとオフ、中央でユニティーゲイン、右 | ||
| ||
オーディオメーターは、単にレベルが範囲内であること | に振り切ると 10 dB のゲインとなっています。追加ゲイン | |
を大まかに確認するツールです。ですから、小さなレベル | ||
はそれほど必要ないと思われますが、役立つこともあるで | ||
の時にはずーっと注目している必要はありません! | しょう。 | |
Auxについて | 例えば、ボーカリストがあなたを見ながらステージモニ | |
ターを指してから親指を立てたとき、このノブを右に回し | ||
まず、SEND はアウトプットです。RETURN はインプッ | ||
てください(親指が下を向いていたら左に回しますが、そ | ||
トです。チャンネルの AUX ノブ [28] を持ち上げるとシグ | ||
ういうことは滅多にありません!)。 | ||
ナルが分岐します。各チャンネルから分岐した Aux シグ | ||
| ||
ナルの総和は、AUX MASTER [37] ノブを経由し、AUX | 38. STEREO RETURN ノブ | |
SEND [15] アウトプットに送られます。 | このノブは STEREO RETURN [8] インプットが受信する | |
このアウトプットからリバーブなどの外部デバイスに | ||
シグナル(エフェクトプロセッサーから出力されたウェッ | ||
信号を供給します。そして外部デバイスからの信号は、 | トシグナル、あるいはシンセサイザーのステレオ出力など) | |
STEREO RETURN [8] 端子からミキサーに戻します。戻っ | のレベルを調整します。幅広いレンジでシグナルレベルを | |
た信号は STEREO RETURN [38] レベルコントロールを経 | 扱えるように設計されています(オフからユニティーゲイ | |
由し、最後に MAIN MIX と合流します。 | ン、20 dB のゲインまで)。低いレベルのエフェクトを補正 | |
つまり、チャンネルの「ドライな」(オリジナルの)サ | することも可能です。 | |
| ||
ウンドは、チャンネルから MAIN MIX に送られ、エフェ | 通常、このノブはセンターに設定し、エフェクト側の出 | |
クト処理を施された「ウエット」なサウンドは STEREO | 力もそれらのユニティーゲイン(デバイスのマニュアルを | |
RETURN [8] からMAIN MIX に送られます。ドライとウエッ | ご参照ください)に調整します。音量が大きすぎたり小さ | |
トがミックスされることによって素晴らしいサウンドを生 | すぎたりする場合は、ミキサーのインプット側でなく、エ | |
み出します。この知識とともにさらなる Aux の世界を眺め | フェクト以前で調整してください。その方法により、この | |
てみましょう! | ノブはセンターに設定できるでしょう。 | |
36. PRE / POST スイッチ(AUX) | このノブを通過したシグナルは直接 MAIN MIX に進みま | |
Aux センドは、ミックスにエフェクトを加えるためだけ | す。STEREO RETURN もインプットですが、MUTE/ALT | |
のものではありません。もう 1 つ、ミュージシャンが自分 | ||
の演奏を快適にモニターすることができるようにキュー | ウンドを ALT | |
力をステレオチャンネルのどれかに接続し、そのチャンネ | ||
ミックスをステージモニターに送る、という重要な用途が | ||
ルの MUTE/ALT | ||
ります。 | ||
ることが可能です。このスイッチによって使い分けます。 | ||
| ||
スイッチを押し込まれてない状態にすると、Aux セン | 39. POWER LED | |
ドはチャンネル信号を LEVEL の前(すなわちプリフェー | ミキサーが適切なコンセントに接続され、POWER スイッ | |
ダー)、そして MUTE/ALT | チの上を押し込むと、POWER LED が点灯し、内部の回路 | |
メインミックスのためにこれらのコントロールを操作した | がオンとなったこと、操作準備が整ったことを知らせます。 | |
場合にも、Aux センドに供給されるチャンネル信号に影響 | POWER スイッチの下を押し込むとミキサーがオフとな | |
はありません。チャンネルのレベルコントロールの設定に | ||
り、この LED も消灯します。 | ||
左右されないので、ステージのモニターミックスに適して | ||
| ||
います(EQ 設定はすべての Aux センドに影響を及ぼしま | おめでとうございます!これであなたは | |
す)。例えるなら、バンドメンバーをハッピーにする PA、 | 機能を制覇しました!ちょっと冷たいものでもいかが?マ | |
そしてオーディエンスをハッピーにする PA、2 つの PA を | ニュアルにはまだ技術的な説明が残っていますが、あなた | |
個別のレベルで同時にセットアップする感じです。 | が一服している間に逃げたりはしません! |
Owner’s Manual
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