付録 B:接続コネクタ
XLRコネクタ
Mackie のミキサーは、すべてのマイクインプットに | マイクのステレオ信号には左右それぞれにコード | |
を用意し、2 つのマイクプリアンプに接続してく | ||
ださい。 | ||
ラウンド(アース)にシールドされ、ピン 2 はオーディオ | ステレオマイクロフォン用のアダプタは自作して | |
シグナルの「ハイ(」ホットまたは正の極性)に、ピン 3 はオー | ||
も構いません。1/4 インチ TRS ジャック(メス) | ||
ディオシグナルの「ロー」(コールドまたは負の極性)に | ||
から 2 つの XLR プラグ(オス)へ分岐する「Y」 | ||
接続されています(図 A)。これらすべては完全に権威あ | ||
字のケーブルを作成し、左右のチャンネルとして | ||
る AES(Audio Engineering Society)の基準に合致していま | ||
接続します。 | ||
す。 | ||
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• | アンバランス型センド&リターン回路:この場合 | |
いわゆるマイクケーブルと呼ばれるものの片側、XLR タ | も「Y」字型のケーブルとなります。1/4 インチ | |
イプのオスのコネクタを、ミキサーの XLR ジャック(メス) | ||
TRS ジャック(プラグ)のチップをシグナルのセ | ||
に接続します。 | ||
ンド(ミキサーからのアウトプット)に、リング | ||
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シールド 2 | をリターン(ミキサーのインプットに戻す)に、 | |
ホット | スリーブをグラウンド(アース)に接続します。 | |
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コールド 3 | 1 | 1/4インチTSコネクタ |
シールド 1 |
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| TS は「チップ、スリーブ」の略語です。この 2 つの接続 | |
| 3 | 2 |
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| によってモノ 1/4 インチフォーンジャック(プラグ)とし | |
コールド ホット |
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| 1 | シールド |
| ての使用が可能です(図 C)。 |
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| 3 | コールド |
| スリーブ | スリーブ チップ | |
| 2 | ホット |
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図A:XLR コネクタ |
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| チップ |
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| チップ | |
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1/4インチTRSコネクタ |
| スリーブ | ||||
図 C:TS プラグ |
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TRS は「チップ、リング、スリーブ」の略語です。この |
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3 つの接続によってステレオ 1/4 インチまたはバランス型の | TS ジャック(プラグ)も色々な用途に用いられますが常 | |||||
フォーンジャック(プラグ)としての使用が可能です(図 B)。 にアンバランスです。チップはオーディオシグナルに、ス | ||||||
| スリーブ |
| リング |
| リーブはグラウンド(アース)に接続されます。以下に例 | |
リング | スリーブ | チップ | を挙げます: |
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Owner’s Manual
チップ
リング |
チップ |
スリーブ |
図 B:1/4 インチ TRS プラグ
TRS ジャック(プラグ)は色々な用途に用いられます。
•モノバランス回路:バランス型コネクタとして使用 する場合、1/4 インチ TRS ジャック(プラグ)のチッ プをシグナルのハイ(ホット)に、リングをシグナ ルのロー(コールド)に、スリーブをグラウンド(アー ス)に接続します。
•ステレオヘッドフォン、まれにステレオマイクロ フォンやステレオライン接続:この場合、1/4 イ ンチ TRS ジャック(プラグ)のチップは左チャン ネルに、リングは右チャンネルに、スリーブはグ ラウンド(アース)に接続されます。Mackie のミ キサーに 1 プラグタイプのステレオマイクロフォ ンを直接接続することはできません。このような
•アンバランス型マイクロフォン
•エレクトリックギター、電子楽器
•アンバランス型ラインレベル接続
RCA コネクタ
RCA タイプのプラグ(フォノプラグとも呼ばれます)と ジャックは家庭用ステレオやビデオ機器によく見られま すが、その他にも色々な用途に使用されています(図 D)。 これらはアンバランスであり、電気的には 1/4 インチ TS フォーンプラグ(ジャック)と同じです(図 C)。 中央の ピンがシグナルで周囲の筒がグラウンド(アース)または シールドです。
スリーブ スリーブ チップ
チップ
図 D:RCA プラグ
Owner’s Manual
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