接写/複写撮影Jp

接写 / 複写撮影の際は、カメラブレを防ぐために、三脚をお使いに なり、ケーブルレリーズまたはリモートコードの併用をおすすめし ます。

接写撮影の際は、一般に被写界深度が著しく浅くなります。奥行き のある被写体の撮影では、絞りを充分絞って、露出時間を長くして ください。また、写したい部分を撮像素子面と平行に置くようにし てください。

フード装着時に接写撮影する場合は、 フード前面が被写体に当た らないようにご注意ください。

露出倍数

レンズの F値は無限遠での被写体の像の明るさを表しますが、撮影倍 率を上げて撮影すると像の明るさは F値より減少します。このときの 実質的な明るさを有効 F値(実効 F値)と呼び、実質的な明るさが減

少した分だけ増やす露出の係数を露出倍数といいます。

有効F値の変化(P. 162の図)

このレンズは、撮影倍率が上がる(撮影距離が短くなる)に従い撮 像素子面での像の明るさが減少します。有効 F値(実効 F値)は大き

く(暗く)なります。この変化量はカメラが自動的に補正するので、 露出を決める際や TTL 調光によるフラッシュ撮影で露出倍数を考慮

する必要はありません。なお、カメラの表示パネルやファインダー 内表示部で表示される絞り値は、露出倍数が自動的に補正された F値 です。

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Nikon 2200, 7MAA800-02, NIKKOR AF-S DX MICRO NIKKOR 40MM F/2.8G user manual 接写/複写撮影Jp