TTL撮影

TTLモードでは、被写体が適正露出になるように、フラッシュの発光量をカメラが制御します。

① カメラをPモードにセットします。

SA-300SA-300NSA-5では (全自動モード)にセットします。)

② フラッシュの電源スイッチをONにすると、TTLの表示が液晶パネルに

出て充電が始まります。(TTLの表示が出ない場合は、MODEボタンを

数回押してTTLを表示させてください。)

③ 被写体にピントを合わせます。

④ 被写体が撮影可能範囲にあるか、液晶パネルの距離表示で確認します。

⑤ 充電が完了したのを確認し、シャッターボタンを押して撮影します。

デジタルカメラとの組み合わせでご使用の場合、TTL撮影の方式が、

デジタルカメラに対応したS-TTL方式で制御されます。フラッシュが

TTLに設定されていると液晶パネルに“”の文字が表示されます。 フラッシュ撮影が正常に行われると、フラッシュの液晶パネルのTTL の表示が5秒間点滅します。点滅しないときは、光量が不足しています

ので被写体に近づき撮影し直してください。

SA-300SA-300NSA-5では(全自動モード)にセットするとフラッシュは自動的にTTLモードに切 り換わりますが、他のモード、及び他のカメラでは前回使用したモードにセットされますのでご注意く ださい。

充電が完了すると、ファインダー内にフラッシュマークが点灯します。充電が完了していないと、シャッターはフ ラッシュ無しの状態で適正露出となるように、スローシャッターとなりますのでご注意ください。

左右の光量比を変えたり、片側のみを発光させることによって、陰影のついた立体感のある写真を撮影す ることができます。

SDシリーズの場合

S-TTLモードの状態で、SELボタンを押して光量比の数値を点滅させます。

② +或いは-ボタンを押して光量比を変化させます。

+ボタンを押すと発光部1(左)、-ボタンを押すと発光部2(右)の 光量がアップします。比率は8:1~1:8の間で設定できます。さらに+或 いは-ボタンを押すと、片側のみの発光になります。(光量比の数値が 消灯し、発光する側の発光部表示のみが点滅します。)

SELボタンを数回押して表示を点灯させます。

撮影後は光量比の数値を1:1に戻すか、モードを変更すると解除されま す。

SAシリーズの場合

光量比の設定はできません。片側発光のみ設定できます。

TTLモードの状態で、SELボタンを押して発光部表示を点滅させます。

② +ボタンを押すと発光部1(左)、-ボタンを押すと発光部2(右)の

み発光します。(発光する側の発光部表示のみが点滅します。)

SELボタンを数回押して表示を点灯させます。

撮影後は+或いは-ボタンを押して、発光部表示を両方点灯させてく ださい。

各撮影 モード での フラ ッシュ 撮影

シ ャ ッ タ ー 速 度 を 任 意 に セ ッ ト し た い と き

カメラをSモードにセットすると、カメラの同調速度~30秒の間でシャッター速度を任意に選択できます。 シャッター速度を任意にセットすると、バックが最適となる絞りを選びます。明るい場面や暗い場面で絞

Page 8
Image 8
Sigma EM-140DG manual Ttl撮影, 各撮影 モード での フラ ッシュ 撮影