⑦SELボタンを押して表示を点灯させます。
発光部1と2の発光量を同一にセットした場合は、発光量表示が点灯します。異なる発光量をセットした場合 は、発光量表示がでません。
ガイドナンバーは巻末の[表1]を参照してください。
マニュアル発光での適正露出は、次の計算式で割り出せます。
フラッシュの発光量(ガイドナンバー)/撮影距離(m)=絞り値(F)
FP発光( SA-300を除く)
通常のフラッシュ撮影は、シャッター幕が全開になったときにフラッシュを光らせます。このため、同調速度よ
り高速のシャッターは使用できませんでした。FP発光はフラッシュを連続発光させて、シャッターの走行開始 から終了まで発光を維持することにより、同調速度より高速のシャッターの使用を可能にしました。
① カメラの撮影モードをMにセットします。
② MODEボタンでMを選択します。
③ +或いは-ボタンを押して液晶パネルに を表示させます。
④ シャッター速度をセットし、ピントを合わせます。
⑤ 巻末(表2)を参照し、セットしたシャッター速度のガイドナンバーと撮影 距離から、下記の計算式でわりだしたF値をカメラにセットします。
フラッシュの発光量(ガイドナンバー)/撮影距離(m)=絞り値(F)
⑥ 充電完了を確認して撮影します。
解除するには、 の表示を消します。
後 幕 シ ン ク ロ 撮 影
スローシンクロで、動いている被写体を撮影すると、通常は被写体の軌跡が動く被写体の前方に写し込まれます。 これは、シャッター幕が全開したときにフラッシュが発光するため、フラッシュ発光後~シャッター幕が閉じる までの軌跡が写し込まれるためです(先幕シンクロ)。後幕シンクロモードを使用すると、シャッター幕が全開 した後、閉じるときにフラッシュが発光するため、シャッター幕全開~フラッシュ発光までの軌跡が、動く被写 体の後方に写し込まれ、自然な動きが表現できます。
①カメラの撮影モードをセットします。
②フラッシュのモードを選択します(TTL、Mモードで使用できます。SD9、SD10はMモードのみで使用可能です)。
③+或いは-ボタンを押して液晶パネルに を表示させます。 ④ピントを合わせ、充電完了を確認して撮影します。
が消灯している時は、先幕シンクロに設定されています。
解除するには、 の表示を消します。
モ デ リ ン グ 発 光
モデリング発光機能を使用すると、フラッシュ撮影による被写体の影の出かたや多灯発光によるライティングの バランスを確認することができます。
① MODEボタンでモードを選択します。
② +或いは-ボタンを数回押して液晶パネルに を表示させます。
③ 充電完了を確認したら、TESTボタンを押して発光させます。