M-Audio Ozonic manual Data 3キーを押します。, Data 2キーを押します。, Data 1キーを押します。

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DATA 3DATA 2に入力するMSBLSBの値はNRPN対応のシンセサイザのデータシートに常時掲載されています(付録F参照)。マニュアルに よっては16進数の表記しかないものもあります。Ozonicでは10新方の値を入力する必要があります。この場合はWindowsの「アクセサリ」から 「電卓」を選択して簡単に換算を行うことができます。「電卓」の「関数電卓」モードを選択し、[16]ラジオボタンをクリックして16進法の値 を入力します。次に[10]のラジオボタンをクリックして、10進法の値に換算します。また付録Cには換算表をご用意しましたので、この表からも 簡単に10進法の値に換算することができます。

<ボタンにノートを割当てる方法

以下は、ボタンを押すとノートオンメッセージを送信し、離すとノートオフメッセージを送信するように設定する方法です。

1EDITボタンを押し、続いてCTRL ASGNキーを押します。

2 数値キーで「147」を入力します。

3 ENTERキーを押して確認します。付録Bに示されている通りノートオン/オフメッセージに該当するMIDI CCナンバーです。

4 DATA 3キーを押します。

5 数値キーを使って「100」を入力します。

6 ENTERキーを押して確認します。これでボタンを押すとノートオンメッセージがベロシティ値100で送信されます。

7 DATA 2キーを押します。

8 数値キーを使って「0」を入力します。

9 ENTERキーを押して確認します。これでボタンを離すとノートオフメッセージが送出されます。

10 DATA 1キーを押します。

11 数値キーを使って「64」を入力します。

12 ENTERキーを押して確認します。これでボタンを押すたびにMIDIノート64(またはE4)が送信されます。

MIDIノートナンバーは付録Dに掲載されています。

<システムエクスクルーシブメッセージとデバイスID

システムエクスクルーシブメッセージ(SysEx)を送信する場合は、個々のコントロールチャンネルナンバーは送信チャンネルを指定せず、代わ りにデバイスIDを指定します。CHAN keyキーを押してもLCD画面に「c」は表示されません。

デバイスIDは、00から127の間で指定することができます。通常は127に設定して下さい。デバイスID127に設定されていると、すべてのデバイ スがSysExメッセージを受信します。

コントローラに割当てられたデバイスIDSysExメッセージは、DEV IDキーを使用しても変更することはできません。このキーはOzonicのグロー バルデバイスIDを変更するのに使用します。

詳細については「システムエクスクルーシブメッセージとデバイスID」の項を参照して下さい。

<不揮発性メモリ

Ozonicでは、不揮発性メモリを使用しています。このため電源を一度オフにして、再起動した場合でも前回作業を中断したところから継続して作 業を行うことができます。現在のコントローラとチャンネルの割当ての設定はセットアップをメモリロケーションに保存したかどうかに関わらず 保存されています。また、プログラム、バンクLSB/MSBデータ、グローバルチャンネル、ホストからのMIDI OUT、前回使用したメモリプリセッ トについても、設定情報が保存されています。

<メモリダンプ

EDITを押し、続いてMEM DUMP鍵盤を押すと、システムエクスクルーシブメッセージのパケット(Ozonicで設定した20個のメモリ情報)を送信 します。この機能は、メモリプリセットの内容を外部記憶媒体にバックアップする場合などに便利です。

Ozonicのメモリダンプ全体をシーケンサーに記憶させることができます。メモリダンプを呼び出す場合は、メモリダンプが保存されたMIDIト ラックを再生します。このときOzonicのドライバがMIDIトラックの出力先となるように設定して下さい。

現在のコントローラの割当ての設定はメモリダンプ(メモリ送信)の影響を受けることはありません。メモリダンプがキーボードに送信された 後、新しいメモリ設定にアクセスするにはプリセットを保存する必要があります。

<デバイスIDを割当てる方法

EDITボタンを押し、続いてDEV IDキーを押すと、OzonicにデバイスIDを割当てることができます。この値の初期値は127です。メモリダンプが実 行されると、デバイスIDの設定状態に関わらず、ダンプした内容は全てのOzonicで受信することができます。

デバイスID127以外の値に設定されている場合は、同じデバイスIDの特定のOzonicで受信することができます。OzonicでのデバイスIDが、メモ リダンプを行ったキーボードのデバイスIDと異なる場合はダンプのデータは受信することができません。

DEV ID鍵盤を押すと、LCDには割当てられたデバイスIDが表示されます。デバイスIDを変更するには数値キーで新しいデバイスIDを入力し、ENTER鍵 盤を押して確認します。

システムエクスクルーシブメッセージとデバイスIDについての詳しい情報は、本マニュアルの「MIDIメッセージについて」の項を参照して下さい。

<工場出荷状態の復元

Ozonicを工場出荷状態(デフォルト)にリセットするには、Ozonicの電源スイッチをオフにします。電源オフの状態でOCTAVE UPOCTAVE

DOWNボタン両方を同時に押したまま電源スイッチをオンにします。

注意:工場出荷時のプリセットを復元すると、メモリに保存されていたすべての設定状態は消去されます。

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Contents Ozonic 製品パッケージ内容 はじめに電源: キーボード本体:ボタンへ割当て可能なMIDIデータ: 端子:Windows 動作環境Mac OS コントロールと接続端子Windows XPでのインストール ドライバのインストール187 188 Mac OS Xでのインストール 190 コントロールパネル・ソフトウェア FireWire)。オーディオ 接続の図解グローバルメニュー MixerページHardwareページ Aboutページ Ozonicの初期値 Device Setting Default Setting録音中に入力信号をモニタリングする 録音レベルの設定一般的な録音方法 MIDI機能を使用するサンプリングレートの設定 キーボードとMIDIVEL CURVEキーを押します。 Glob CHANキーを押します。Octave UPキーとOCTAVE DOWNキーを同時に押してTRANSPOSEを有効にします。 Bank LSBキーまたはBANK MSBキーを押します。 基礎編プログラミング機能NULLモード Midi OUTキーを押します。 MIDI入出力ZONE/GRP SELECTボタンを押します。 上級編プログラミング機能Zone CHANキーを押します。 Zone RANGEボタンを押します。Midi CC Ozonicコントローラのプログラミングボタンとペダル: Enterキーを押してOctave Downキーを押します。 Number MMC Command Data 2キーを押します。 Data 3キーを押します。Data 1キーを押します。 RPN/NRPNについて MIDIメッセージについてトラブルシューティング Audio U.S お問い合わせTransmitted Received Remarks 付録 a MIDIインプリメンテーションチャートSys Exメッセージ MMC Sys Exメッセージ 付録 B M-AUDIO Ozonicのアサイン可能なMIDI CCB2 ボタンとペダル: 付録 C 進数変換表 MIDIノートナンバー 付録 D MIDIデータセット一覧(GMセット)MIDIコントロールナンバー(MIDI CC) 付録 E付録 G General MIDIのリバーブとコーラスのタイプ 付録 F Roland JV/XPで対応するRoland GS/Yamaha XGのNRPNChorus FB Chorus Flange 技術情報 製品保証 製品保証とユーザー登録についてユーザー登録について 041025OZONICUG02