7 取り扱い上の注意
本製品は精密機器ですので、以下のことに注意してください。
●極端な高温や低温の場所、または温度変化の激しい場所での保管は避け てください。
●直射日光のあたる場所や発熱器具のそばには近づけないようにしてく ださい。
●衝撃や振動の加わる場所での保管は避けてください。
●湿気やほこりの多い場所での使用は避けてください。
●内部に液体や金属など異物が入った状態でお使いにならないでくださ い。もし、何か異物が入ったときは、お買いあげの販売店または担当保 守員にご相談ください。
●サーバ本体の電源を切断するときは、データカセットを取り出してくだ さい。
●本製品前面の汚れは、やわらかい布でからぶきするか、布に水または中 性洗剤を含ませて、軽くふいてください。ベンジンやシンナーなど揮発 性のものは避けてください。
●寒い場所から暖かい場所に移動したり、室温を急に上げたりした直後 は、内部が結露する場合があります。結露したままお使いになると、本 製品やデータカセットを損傷することがあります。大きな温度変化が あったときは、2時間以上待ってから電源を入れてください。
●お使いにならないときは、本製品からデータカセットを取り出してくだ さい。また、データカセットを入れたまま本製品を持ち運ばないでくだ さい。
●本製品を分解したり、解体したりしないでください。
●オートローダの装置内部には DAT ドライブがあり、このドライブ内に データカセットが入った状態で電源が切断されるとデータが保証でき ず、媒体エラーとなることがあります。
バックアップソフトの設定で、“最後にバックアップメディアをイジェ クト”(テープをイジェクト等、ソフトウェアにより表現が異なる場合が あります)を必ず指定して下さい。この指定を行うとバックアップ終了 後にカセットはドライブから排出され、マガジンに戻されます。
●ARCserveの“クイック初期化”について
ARCserveでは設定により、テープエンジン起動時のテープのインベント リ処理実行を省略することができます。本機能は以下の点に注意して設 定して下さい。
クイック初期化を有効にした場合
・テープエンジン起動時のテープの読み込み処理が省略され、媒体
の消耗を少なくすることができます。
・テープを入れ替えた場合はインベントリ処理を手動で実行する必 要があり運用上の注意が必要です。
22