ブート・コンソール・インタフェース

auto boot フラグおよび auto search フラグの設定

auto boot フラグおよび auto search フラグの設定

auto boot(オートブート・フラグ)および auto search(オートサーチ・フラグ)は変数で、ワ

ークステーションの不揮発性メモリに保存されています(不揮発性メモリ内のデータは、電源を オフにしても失われません)。これらのフラグに新しい値を設定した場合は、ワークステーショ ンを次回ブートしたときに変更内容が反映されます。

auto boot フラグを使用する設定にした場合、ワークステーションの電源がオンにされると常

OS をブートします。

auto boot がオンの場合、ワークステーションの電源を入れると自動的にオペレーティング・

システムをブートします。オフの場合、ブート・コンソール・インタフェースのブート管理モ ードに入ります。

auto search は自動ブートの際、ワークステーションがブート装置を検索する方法を決定し ます。auto search をオンにすると、1 次ブート装置が使用不可能な場合、他のブート装置を 検索します。オフにすると、1 次ブート装置が使用不可能な場合、ブート管理モードに入りま す。

auto boot および auto search の設定内容を調べるには、プロンプトで以下のように入力

[Enter]を押します。

Configuration Menu: Enter command> auto

auto boot および auto search の設定を変更するには、プロンプトで以下のように入力し

[Enter]を押します。

Configuration Menu: Enter command> auto boot state

または

Configuration Menu: Enter command> auto search state

state には、on または off のどちらかを指定します。

auto search コマンドは、以下の順に装置を検索します。

1次ブート・パス(ユーザーによる設定可能)

代替ブート・パス(ユーザーによる設定可能) Low-voltage differential SCSI (内蔵)

PCI 1 から PCI 6 (プラグイン・インタフェース・カード)

Narrow single-ended SCSI (内蔵)

LAN (内蔵)

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